TT Isle of Man: Ride on the Edgeが前作だが、あれよりは大幅に楽になった気がする。グラフィックも大幅に強化され(前作も個人的には良かったと思うが)ヘルメットモード(視点がヘルメットからになる。風の音にビビる)、他のオートバイゲームではオミットされる傾向の強い様々なクラッシュ要素(ニュートラルからアクセル全開で繋ぐと吹っ飛ばされる)。アイルランドコースだけとは言え、フリーロアム実装…と結構盛沢山でセール時400円しない。
メインであるカードコンテンツ以外に、ほぼ常時効果を発揮するレリック(パッシブアイテムの様な物)と非常に限定された効果を発揮するポーション、各種効果を発揮するバフ、デバフ、山札、手札、捨て札、廃棄札…それらが複雑に絡みついた濃厚なカードゲーム体験、というのがSlay the Spireを有名足らしめている…のだと思うが私には正直濃厚過ぎて「難易度簡単とかないの?」「スターターデッキ強化出来たりしないの?」みたいな弱者の意見しか出てこない。ただ、コンピュータゲームであるお陰でルール解釈で揉める事も無いし、無限に金を吸い取る追加要素も無いってのが凄いと思う。普通の会社なら多分追加要素DLCを出しただろうから。
Limied Run Gamesから夢のアーケードゲームコレクションが出た。名前をMARVEL MaXimum Collectionと言う。KonamiのX-Men、DATA EASTのCaptain America and The Avengersが含まれているという。KonamiのX-Menはかなり前にXbox360(PS3版もあったらしい)のダウンロード販売で移植版が出た。出来はそんなに悪くなかったと思う。で、それも発売停止になっていた。また、DATA EASTのCaptain America and The Avengersはまぁ出た当時でもそれほど人気作では無く、SNES(Genesis版もあったらしい)でまぁ…それなりな移植がされたぐらいのタイトルだ。DATA EASTのタイトルは散逸こそしなかったらしいが、他社版権を含む、となれば当然簡単では無い。まぁ所謂「無理」タイトルだった訳だ。他にも色々(Timothy Follinが曲とドライバを書いた伝説のSilver Surfer)あるが、私とってメインは既に上げた2本だった。
Limited Run Gamesの名前は既に知っていたが、物理媒体を買う事に殆ど興味の無い私にはあまり関係の無い会社だった。
で、今回初めて直面した訳だ。
まぁヒデェな。
ヴォルトへようこそ。Limited Run Gamesが誇りをもってお届けする、MARVELゲーム黎明期を代表するタイトルを集めた、史上屈指のコレクション。アーケード、8ビット、16ビット、そして携帯ゲーム機まで—— 主要なすべてのバージョンを収録し、ピクセルで描かれた1990年代MARVELユニバースの進化を体験できます。これは単なるゲームではありません——現代的な機能とボーナスコンテンツを備えた、歴史そのものを保存した究極のファンアイテムです。
主要なすべてのバージョン…Captain America and The Avengersは日本版がオリジナルだ。オリジナルを含まない主要なすべてのバージョンって一体なんだ?X-Menでは2、4、6人版が収録されているが、難易度設定が可能なのは2人版のみ。当然だが、4、6人版ともゲームセンターでは味わえない設定となっている。もちろんPCB版は全部にDIPスイッチがあり、難易度設定等が可能だ。付けなかった理由は知らない。生成で移植したのかもね。ギャラリー等の資料も「え?これで全部?マジで?」って言う簡素な代物でこれを売りにするのは無茶だろうというショボさ。昔、Legend of Grimrockで設定資料という名目で特典がついていた。「ノートの落書きですか?」みたいな武器が10種類ぐらい描かれていて終わりだった。あれを思い出したよ。
After Waves Of Complaints, Limited Run Games Is Planning Big Changes
という記事があるが、まぁ無理だろうな。この会社は物理メディアで買えるのが売りなんだそうが、今回のMARVEL MaXimum Collectionの場合、「パッチが当たります!」じゃ、物理メディアってのが全く意味が無い。まぁただのコレクション目的ならそれで良いんだろう。私は物理メディアとかコレクションみたいのに興味が無いので関係無いが、そういうのが目当てな人にはふざけんなって部分だと思う。物理メディア主義者の人達はゲーム産業におけるPrepper的思想者が多い(漫画にも居る。多分他のメディアにも居るのだろう)のでこの会社の信用はストップ安ってのもそりゃそうなんだろうな、と。もちろんこの会社に限らず、様々な情勢が変化している(Kickstarter発のプロジェクトは物理メディア関連のトラブルが渋滞気味に発生している。年単位の遅延も当たり前だ)のでLimited Run Gamesが怠慢だ!という事も無いのだと思う。
しかしその辺を置いておくとしても移植としては、まぁ…あれだ…酷いね(笑)X-Menは過去の移植版よりマシって言ってる人もいるけど、なんかこの6人版おかしくないか?2、4人版は(4人版は難易度を除けば)ゲームセンターでの感覚に近いと思うのだが、6人版は操作していると違和感が結構ある。ひょっとして6人版も後期ROMとかあって私の知らないバージョンがあるのかも知れないけど、これを「アーケード当時の6人版」って言われたら「違うだろ」と思うよ。まぁLimited Run Gamesはもういいわ。昔「オレたちゲーセン族」というラインナップがあって、エライことになったが、あれと似た感じがする。
Mato Fragmentsのデモが公開された。Steam Next Fest(10月14日午前3時から開始)で公開される!とパブリッシャーは言っていたが既に公開されていた。というか結構先んじて公開されているデモが結構あるようだ。Next Festのデモ本数って数百本あるからフライングする価値はあるのだろう。
Warhammer 40,000: Dawn of War - Definitive Edition - Announcement Trailer
2004年に発売されたWarhammer 40,000: Dawn of Warとその後発売されたWinter Assault、Dark Crusade、Soulstorm(これだけRelicではなく、Iron Lore Entertainment社製)を合わせて1作に纏めた決定版。という触れ込み。実際の所、Dawn of Warがメインであり、Winter Assaultはともかく、Dark CrusadeとSoulstormはどちらも水増し感が強く「まぁ…あったらやるかな(やらない)…」って感じのゲームだ。
とはいえ、Dawn of Warは現在に至るまでRTSの傑作(Company of Heroesも傑作ではあるが、アップデートで今はそうでも無い)であり、当時を知るプレイヤーには買う価値があるだろう。元のDanw of War所有者は30%offで買えたが、新規プレイヤーに2004年の作品をUI以外ほとんどそのまま(若干グラフィックに修正が入った程度)なので古臭いというのは間違いない。2004年のオリジナル版も現在遊べる訳で(実際、発売の数ヶ月前に私はDawn of Warを遊んでいた)Definitive Editionがどれだけ新鮮か、と言われると新鮮さはゼロだ。
現行PCで表示可能なUI等(オリジナル版だと高解像度では文字が読めない程小さい)で遊べる
まだRelicがRelicだった頃の作品を遊べる
あのオープニングが高解像度で見れる(他のOP入っていないが…まぁ要らないしな)
これぐらいしかない。これに価値を見出せるなら買って損は無いだろう。グラフィックは今見ると古臭い、と先に書いたがシステムに関して言えば現在でも最先端だ。だからこそこれだけ長い間RTS界においてDawn of Warの名声が衰えない(そしてシリーズは回を重ねる毎に洒落にならない作品になってゆく。発売前に破滅したⅢとか。)理由なのだろう。じゃあ何がそんな凄いのかと言えば、RelicがRTS界に登場するまでRTSの攻撃は完全な代物だった。RTSの著名な作品と言えばAge of Empire 2となになるのだろうが、撃った矢は100%命中する(飛んでいる間に相手が死んでなければ)。10人で撃った矢が集団の一人に命中する。これがRTS界での常識だった。そして命中した矢の威力は100%同じものだった。
Dawn of WarではHeavy Bolter(大口径のガトリング式重機関銃を想像して欲しい)を撃った場合、プレイヤーが実際に目にするのは曳光弾である(つまり実際は曳光弾以上の射程がある。)。最大射程と有効射程が設定されており、集弾率等の事細かい情報が設定されている。後に発表されるCompany of Heroesの様に柔軟な移動システム等は備えていないものの、WH40Kの設定に忠実な派手に(そして出鱈目に)撃ちまくるが全然当たらないOrkの射撃等が鮮やかに表現されている。また、HP以外に装甲の種類が設定され、歩兵の射撃では戦車等には歯が立たなく、数が少ない高コストの単体ユニットが輝く。素晴らしいのは非常に「それっぽい」という事だ。歩兵の集団に向けて機銃弾が注がれ続けると死者が出る前に士気が崩壊する。士気が崩壊した部隊はまともに攻撃出来なくなるので、士気を改善する軍曹や指揮官等が重要になる。もちろん防御地形に居る事も重要だ。この辺のリアリティはRelicがRTS界に持ち込み、そして当時のRelicが崩壊するにつれ無くなっていった。だからこそこの頃のRelicを忘れられないユーザ達がHomeworldやDawn of Warのコミュニティに存在する訳なのだろう。
とはいえ、キャンペーン型のRTSはこの時点で死に体であり、RTSというよりは対戦が主流になっていた。なので私はMOBAがRTSから対戦という主流を持って行ってくれた事は本当に感謝している。新作のDawn of War4はキャンペーンに力を入れる、とは言ってたらしいが、それⅢの時にも言ってたよな。…とか思ってたら4はパブリッシャーがDeep Silverか…そりゃもう駄目だな(笑)
Definitive Editionでも4作品中、キャンペーンを備えているのは半分だけで、残り2作はスカーミッシュをひたすら遊ぶという代物になった。キャンペーン型のRTSが復興する事はもうないだろう。色々それを自称したRTSが出たものの、どれもこれもRelic全盛期に全く及ばない(RelicもSEGAのお陰で完全に抜け殻だ。Company of Heroesも度重なるアップデートで滅茶苦茶になる前は素晴らしかったのだが、現在はLegacy版でもその滅茶苦茶になったバージョンしか遊べない)だからそこに価値がある訳だが、殆どのプレイヤーは対戦に興味はあっても、キャンペーン型RTSに今更興味無いだろう。
この辺りで「自分」達の設定は完全に崩壊し、自分と全然違う「自分」の話になる。調べてはいないが多分メインルートは2つなんだろう。じゃあ他の「自分」に全然意味がないんじゃないのか?The AltersなのにこれじゃMe VS Alterじゃない。先を見たい部分が消滅したので…探索?…んー探索もマップのデザインがすげぇ劣化してひたすら走るみたいな作りになったんだよね。
ゲームを始め先に進めば進むほどゲームはボロボロになっていく。序盤の終わりには自分と「自分」達との交流に意味が無いのはわかるだろう。建設のフィーチャーも同様だ。11 bit studiosとしては急いで発売させたのかも知れないが、メインであるシステムとしてのAltersの出来はお粗末以外の言葉が無い。少なくともシステム的に目指した物は何一つ機能しておらず、ただ無意味な残骸が残っているだけだ。フリープレイモードみたいので生きるのか?わからん。最悪なゲームとは言わんが失敗作だ。
ラブプラス+の時にも思ったが、こういうヤケクソなデータの塊を生み出すゲーム会社ってなんだかんだ言って日本ではKONAMIしか無いんじゃないだろうか?海外のスタジオとか考えてもこんなヤケクソなの思いつかない。BllizardのWorld of Warcraftぐらい?でもあれMMOだしなぁ。後はBandaiのスーパーロボット大戦OGsぐらいか?
ストーリーは意外と面白かった。あんまり期待していなかったが、面白かった。ただ、西遊記とか中国神話興味無い人には訳がわからんだけかも知れない。翻訳は本当に良いので興味ある人は買って損が無いと思う。グラフィックが素晴らしいアクションゲームを遊びたい、というのなら他のゲームの方がいいんじゃないかな。遊んでいると感じるんだけど、このゲーム制作中に完成図がイメージ出来ていなかったらしく、デザインが二転三転してると思う。結局最終的にはレベルクリア型ゲームになっているけど、探索はどう?ユニークアイテムは?ローグライクにするのはどう?ライブゲームは?みたいな感じでデザインが右往左往してる様に思える。Blade of Darknessを思い出すな。結局前の装備より新しい装備が良い、以外が無いので属性がどう、って言われても意味ねぇなと。
英語版色々炎上している。翻訳が色々あるらしい。最近こういう話が多いなぁ。話題になりやすいってのもあるんだろうけど。私が見ている限りでも英語訳は結構ヘンテコで、ユウゴというキャラクターの英語名Iugoですよ。(イ)ューゴだとでも言いたいのか?勇午の英語版でもYugoだったし…ガオウはGarrだ。わけわからん。ガオッーって解釈でGarrなんだろうけど、あれだ名前はそのままで良く無いか?田中をRice Field Centerとは訳さないよな?トールキンメソッドなのか?つーかガオウって牙王からだったらどうすんだろ(笑)英語の翻訳が酷いってのはまぁ実際目にしていて思う事が色々あったけど、百英雄伝の英訳は良く無さそうだ。「オレ流」で訳す人って日本でも多いけど、英語は本当に多いのかもね。他は良く知らない。独語の訳は比較的良いと聞く(そして忠実過ぎて読みにくいとも)。