2019年12月29日日曜日

Star Wars: X-Wing


LucusArtsは8bit時代からゲームを作っていたが、1988年に1942年の太平洋戦争を扱ったBattlehawks 1942を皮切りにWW2のゲームをTotally Gamesと共に作り始めた。その技術の蓄積…かどうかはわからないが、1993年に作り出されたのがStar Wars: X-Wingだ。プレイヤーはX-Wingのパイロットとして、ミッションクリア型ゲームに挑む事となる。最終的にはデススター上空の戦いで生き残り、例のトレンチランを行う。


多彩だが、ミッションに特に新鮮味は無い(そりゃあ基本的にはWW2の構造と一緒だから)ものの、音楽、効果音等は間違いなくStar Warsのモノで、AtariのStar Warsが最高傑作だった、という記憶が塗り替えられた瞬間だった。後年ナムコがスターウォーズバトルポッドとか言う「なんで今更こんなくだらねぇゲーム出したんだろう…」という謎のゲームを出したが、結局デススターの戦いはこの作品以上の物は出なかった。

宇宙空間なので失速する事は無く、初心者にも操縦しやすい。運動エネルギーはあるので、簡単に自由自在に飛ぶ事は出来ないが、このゲームでのX-Wingは強力な変更シールドは前面と後面に分かれ、エンジンの動力割り振りによって速度を犠牲にシールドを強化したりできる。私は下手だったので、いつも速度を削ってシールド回復にパワーを回していた。で、四苦八苦してトレンチまでたどり着いた物の、強烈な対空砲火以上に、映画には存在しないT型のアーチや様々な障害物があり、これに激突すると即死してしまう。速度を落とせば簡単に回避できるものの、今度は対空砲に撃ち落される。ちなみにトレンチ外に飛び出してしまうとミッション失敗だ。
 
店でクリアした人と話していたら、「スピードが足りてない思いますよ、あと後部シールド切ってますか?」切っていないと伝えると「それじゃ無理です。思い切ってシールドはギリギリまで落として、速度を限界まで上げてください」

実際やってみた。障害物は恐ろしいものの、対空砲火は全然当たらない!…冷静に考えたら映画でもそんな事言ってたな。とはいえ、何回かの激突死を繰り返し、初のプロトン魚雷射出は見事に外れ、次に発射後の上昇に失敗し機体がぶっこわれ…を繰り返しているうちに、ああ、ルークと違ってフォースは無いので攻撃コンピュータが必要です。あれって無くても当たるんだろうか。遂にデススターの破壊に成功した。

原作のあるゲームはゲームとしての面白さ以上に、フレーバーが大切だと思う。その点、このゲームは素晴らしい内容だった。宇宙戦闘ゲームとしてはその後今でも最高傑作となるFreespace2が出たが、トレンチランはこのゲームが最高傑作だと思う。ただ、今の人が遊んで面白いゲームかと言われると「無理かな」と思う。

STAR WARS™: X-Wing Special Edition
GOGで今でも購入可能。もちろん現行のOSでちゃんと動く。その後TIE Fighterとか色々出たが当たり前だが、トレンチランみたいに盛り上がる訳では無いのでゲームの豪華さは増すものの、結局この作品を越える事は無かった。

Star Trek: Bridge Commander
その後Star Trekの佳作Bridge Commanderを出して、WW2物のSecret Weapons Over Normandyを出したりしたが2015年に消滅したらしい。

で、調べている最中、初めて知った事があった。デススターのトレンチは私はずっと赤道部分だと思っていたのだが、実は経度だったのだ。結構驚いた。スターウォーズマニアの常識なのかも知れない。ひょっとして有名な話なのか?

WoW Classic

待った甲斐のある内容

World of Warcraft Classicは所謂”バニラ”(拡張キットを含まない状態)を2019年に遊べるプロジェクトだ。
バニラと言われているが、2004年11月頃の初期状態では無く、2006年8月頃のバトルグラウンド(規定マップで数十名のプレイヤー同士が戦争するモード)実装後で、Burning Crusade(ポータルで別世界に行ける)導入直前ぐらいの世界だ。

レベルは1~60、職業や騎乗の種族制限は一切緩和されていない。2006年の状態なので全体的に難度は緩和されているが、今遊ぶと結構難度は高い方だろう。とはいえ、2004年当時はソロでレベル最大に成れるMMOは無く、「こんな簡単にレベル上げが出来るなら誰でもレベル最大になれる。これは問題だ」という趣旨の論調も一部では強かった。

そうは言っても誰も彼もパーティを組んでギスギスしてプレイするのを好きな訳では無く(偏見)気軽に楽しめるし、アクティブなメンバーと組めば挑戦も出来るという幅広い内容と、クエストメイン(クエストがあるゲームはあったが、クエストが中心のMMOはWoWが最初)でGrinding(日本で言えば狩り?経験値稼ぎ?)中心では無いMMOはとても斬新だった。

という訳で発売当初から遊び始め、忙しくなったり疲れたりで遊んだり止めたり止めたり…でもう15年前のゲームだ。PCの買い替えを除けばインストール状態だけはずっと維持されていた。 Warlords of Draenor(2015)で復帰してゲームもそれなりに楽しんでいたのだが、どうにも当時我慢出来なかったのが、自キャラクターの顔が突然変わった事だった。流石に9年間(何度となく休んでいたが)見慣れた顔が別人(しかも…まぁ、あれだ。不細工)になるのはかなり衝撃的だった。駐屯地を上げている最中ぐらいに止めた。それから1年ぐらいで初めてアンインストールした。

つまり、今回のアカウント復帰はあれから4年後という事になる。もちろん目当てはWoW Classicだ。WoW Classicを遊ぶのに必要なのは、Battle.netアカウント、WoWの月額課金がアクティブ状態。これだけ。つまり課金がアクティブなら無料で楽しめる。もちろん通常のWorld of Warcraftも遊べる。現在はLegionという拡張パックまで込みで最大レベルは110だ。更に金を払ってBattle for Azerothを買えば最大レベルは120だ。

発売当初と”バニラ”の違い

先に難度は高かったと書いたが、具体的にはモンスターはもっと逃げた。人間の最初期エリア、Elwynn ForestでさえMurloc登場からソロは一気に難しくなる。Murlocは小型で見つけにくいが、HPが1/4ぐらいになると逃げだす、HP回復に薬さえ使う。逃げた先に仲間がいると一緒に襲ってくる。その状態で戦うと高確率で死ぬ。また、集団性を持つモンスターのスポーン拠点には同時に3体居る事も多く(つまり3体同時に戦わないとならない。まぁレベルが高く無いと死ぬ)グループは圧倒的に強く、ソロはスポーンのクラスタのへり辺りをウロウロして、狙いやすいのを襲う訳だ。

”バニラ”ではこの辺が大幅に緩和され、Elwynn Forestで逃げるのはGoldtoothぐらい(Hoggerも?)だろうか?発売当初はStunやSnareが無いクラスは逃げるモンスターを殺すのが大変難しく、特にパラディンはたった一つ(しかもクールダウンがちと長い)のスタンしか持たないので、「殺される事も無いが殺せない」ので有名だった(対人でも)。発売初期のバージョンでは、特に序盤はスペルを使うモンスターのスペルを如何に止めるかが重要だった。ウォリアーでは2発呪文を食らうと大幅にHPが減るので、可能な限りスタンで食い止める必要があった。逆に布の鎧は元々大した軽減も無いので逆に呪文を食らってもそれほどビビらない。ウォリアーならChargeでStun、あとはSlamで阻止できた…と思う。パラディンはここでもHammer of Justice一本で粘らなければならない。

ペットは大幅に強化され、かなり固くなったが、発売当初は扱いが難しかった。

例えば、現在だとスキルを使って攻撃する、ペットが飛び掛かる、ペットにターゲットが移る、攻撃を続ける、勝利。という流れだが、昔はまずペットをけしかけるとペットが耐えきれずに死ぬ。あくまでも攻撃のメインはプレイヤーで撃つ、モンスターが向かってくる(この辺でペットが飛び掛かる)接近前に1,2発(スキルも併せて攻撃する)の後に近接戦闘に移行、武器は自動的に持ち替えられ、近接武器専用のスキルを使い(ローグのステルスの様に)戦う。不味いパターンはペットからターゲットを引きはがすのに失敗し、ペットが死亡、一人で戦い辛うじて勝ったとしてもペットの蘇生、機嫌の悪くなったペットの機嫌取りの食べ物は常備(ペットは食性を持つので色々事前準備が必要)。機嫌取りは拡張パックとかで無くなったと思うが、いつ無くなったのかは憶えていない。

金。金は感覚的には3倍ぐらい手に入る(現在のWoWでは700倍ぐらいだ)のでスキルを全部買ってもなんとかなる。そう現在のWoWではレベルが上がればスキルが手に入るが、当時は買わなければならなかった。そのせいでいつでも金欠状態で、「レベル60になったが、騎乗スキルすら買えない」というのが珍しい話でも無かった。現在のWoWでは20レベルになった直後に乗れるが、Classicでは40(速度+60%)だ。60では、速度+100%のが買える。ペット職はペットのスキルも買わなければならないので、他のクラスより金の消費は厳しい。ワーロックだと4種の召喚悪魔全部のスキルを買うのは相当厳しいだろう。そういえば、サキュバスのデザインは現在のとかなり異なり、Ashenvaleのケンタウルスみたいな「自然な」(要するに何も着ていない様な)デザインで、問題になり変更になった。

生産は現在のWoWでは趣味の世界だが、レベル間の間隔は”バニラ”ではかなり長くなるので、ある程度意味がある。少なくとも鞄を作れるメリットは非常に大きい。理由としてはクエストではほとんど鞄を貰えない事、それと鞄のドロップはかなりランダム性が高い事、最後に「ゴミ」の数が非常に多い事。ルートできる金が非常に少なく、レベル10でもケチりまくっても銀貨30ぐらいしか溜らない。もちろん武器はクエストか拾った物でカバーする。郵便は銅貨30なので多用すると確実に苦しくなる。とはいえ、郵便が無いと生産の価値が減るのも事実だ。

混み具合?

北米のスタンダードタイムは午前から午後に掛けてで、休日とかに繋ぐとスタート地域は激混みだ。日本での標準的なプレイ時間だと北米は真夜中から朝方なので人口はとても少ない。”バニラ”のポップは動的では無いので人が少ない方がプレイは楽だ。とはいえ、レベルのばらつきが出ると感覚的に徐々に人口は減る「らしい」。私はまだそこまで高いレベルに達していない。ちなみに”バニラ”の北米プレイヤー人口は約200万だそうだ。(欧州は約100万)。Blizzardも予想外だったのか、Realm(サーバの事)は何度か増えている。

Classic WoW Realm Population Report - Data Aggregated Through Community

私の様に無人なのが「最高」状態な人は少ないだろうから、「混んでる」状態のMMOを楽しみたい人には北米よりオセアニアとかの方がいいかも知れない。…”バニラ”のオセアニアサーバってあるのか?と思ったら4つあるのか。なので混んでいた方が良いという人はオセアニアサーバも選択肢に入れる必要があるのかも。

とはいえ

私の考えていたバニラと”バニラ”の間には大きな開きがあったのは事実。North Shireの最後のクエストでは3対1で戦う(一人でやっていたら)が、今は二人しかいない。初めて遊んだ時にはもちろん殺された。逃げる敵を如何に足止めするか、戦いの最中ずっといつでも逃げられるよう心構えをする必要は”バニラ”では余り無い。ネットの記事では「開発当初の姿」と書かれているが、そんな事は全然無いというのは既に書いた通りだ。私が遊びたかったのは開発当初のバージョンだったのでそこは若干残念だと感じている。まぁバグ取りとか考えるとそれは厳しいのだろう。仮に数年前にAOR以前版のUOが出たら戻ったのかもしれないが、もう私がブリタニアに戻る事は無いのだろう。リネンの鞄をようやく揃え、旅路も少し楽になった。現在のWoWではMP管理はほぼ不要の様だが、飲み物(MP使うなら)と食べ物が必須という”バニラ”の旅が面倒と感じるか、楽しいと感じるかは人それぞれだろう。食料も尽きて比較的安全な場所で座って回復を待ったりする経験はバニラの経験の一部だ。バニラでは難所の戦闘ではHPBuff効果のある食べ物を食べ、武器を磨き(Sharping Stoneとか)、薬を準備して死にかけながら達成するのが普通だった。”バニラ”ではそこまでの準備は多分必要無い。

本音を言えばそれがやりたかった気持ち半分と、疲れるからもうそこまではしたくないと言う気持ちが半分だ。昔程自由になる時間も確保できないので、これぐらいがちょうど良いのかもな。

まぁWoWの課金だけで、WoW(新しい拡張買って無くても、レベル110のLegionまで)を遊べてWoW Classicも遊べるなら安いと思う。

Blasphemous

もういいわ。

物凄いグラフィックと世界観で話題になった、スペインのThe Game Kitchen
スペインと聞いた段階でやべぇかもと思った方もいるだろうが、まぁ正解だ。
グラフィックと世界観は突出して素晴らしい。…のだが、ゲームは全くもって苦痛以外の何物でも無い。ともかくひたすらダメージを与えようとするステージデザインと即死のオンパレード。死んだらセーブポイントからやりなおしなのだが、マップがとても見づらいのもあり、全力でプレイヤーのやる気を削ぐ。レベルが上がる訳でも無いのでモンスターを倒す必要性が低い(「金」みたいのは入るのだが)。遊んでいても達成感の様な…まぁこの世界観で達成感なんて言われても、というのも確かにそうだが、徹頭徹尾遊んでいても面白くはならない。そのため、グラフィックと世界観のブーストが切れた瞬間目の前にあるのはひたすら即死で戻される徒労感の強いゲームだ。

ああ、メガドライブのゲームっぽいってのは確かにそうかも。グラフィックと世界観目当てなら…YouTubeとかでも問題無いのでこのジャンルを遊んでみたいのなら、Dead Cellsをお勧めする。

頑張って3つ目ぐらいのステージまで進めたが、前述のとおり「もういいわ」と思ってアンインストールしたので二度と遊ばないだろう。

2019年11月10日日曜日

ファイアーエムブレム 風花雪月

永久にチュートリアルが続くようなゲーム。

いつゲーム本編が始まるのかわからないが、数時間経ってもゲームが始まった気がしない。
率直に言うと当分再開する事は無いだろう。プレイしている間に「面白い」と感じる瞬間は一度も訪れる事は無かった。

キャラクターのグラフィックは良く描かれている。最初は数十人一度に紹介されて面食らうが、それぞれの陣営で色付けされているので徐々には憶えてゆく。ただ、ただ、正直憶えていられない。設定はまぁトンチキというか、主人公には養父が居て、とかいう興味の湧かない要素がある。重要なのかも知れないが、どうでもいいな、以外の感想は無い。

序盤から一気にぼやけてゆくプレイ感覚


育成するのがいいのか、戦闘で鍛えれば良いのか全然ピンとこない。これが育成時間に制限が無ければ「ああ、そろそろ戦闘で鍛えた方がいいのかも」と感じるのかも知れないが、製作陣が興味無いのか、色々要素が増えていくものの、実はそれに奥が全然ない。例えばキャラクターに部隊を付けたり出来るのだが、一度の戦闘でその部隊のレベルがカンストする。まぁ部隊にはそれぞれ特殊能力があるのでそれを活用しろって事なんだろうけど、速攻でカンストしてしまうのだったら強いのを付ければいい話で、弱い部隊も歴戦で強くなる、みたいな要素は無い。キャラクターは多分どんどん強くなっていくんだろう?じゃあ部隊だって例え成長が遅いとしてもそうであってもいいんじゃないのか?

育成場での移動も面白みが無く、落とし物探しとかPlaystation1時代に「こりゃ駄目だ」と言われた要素がゾンビの様に蘇っているので、いつまで経ってもこの辺のデザインは進化しねぇな、と感じる。育成場では時間制限があるが、実際の時間の他にコマ的な時間制限がある、という歪なデザインで急かされる割にあっちいけ、こっちいけで自主的に何かをする時間はほとんど無い。本当にこの辺のデザインはPlaystation1時代そのまんまだ。作ってる人達がその頃の人達なんだろうか。

このゲームに限らないが、マップ広くしたら、壮大だとプレイヤーが勘違いするとか思ってるのだろうか?大間違いだ。大きければ大きい程、作り込みが必要で、少なくともNPCがただ突っ立ってても壮大だなんて感じる訳が無い。何が足りないかって?生活感がゼロだからだ。もちろん生活感をプレイヤーに「感じて欲しくない」からこそ移動に制限があるのだろうが、この無駄な広さは単なる移動の制限にすぎず、プレイヤーに発見も何もない。じゃあ広くなくていいよな?狭くしたら一度にNPCを描画しなきゃならん。そりゃそうだが、ただ突っ立ってるNPCを100人描画した所でプレイヤーは生活感を感じたりしない。こんなのだったら別にコマンド移動で何の問題も無いだろう?

一応目玉の戦闘


シリーズ的にはこれがメインであろう戦闘。シリーズ的にそうなのかも知れないが、強いヤツはどんどん強くなり、弱いヤツはどんどん弱くなる。頑張って弱いヤツをなんとかしようとしても、どうもそれは周回要素らしく、強いのが数体居れば正直他はいらない。戦線を築く意味は無い。敵は第一次大戦並みの思考でストロングポイントに攻撃してくるから強いヤツを突出させて皆殺しにさせ、そこそこ強い奴が横からサポートする。弱いヤツ?まぁ死なないようにウロウロさせるぐらいしか使い道が無いな。シリーズの経験が無いのでこれがシリーズ中面白いのかそうでは無いのか判断付かないが、とりあえず今作では面白くは無い。なんというかRTSのSkirmishがひたすら続くような印象だ。もちろん資源で強くしたりできないから要素半分以下な訳だが。

なんかマップの適当さを様々な制限要素(なんでもかんでも使用回数に制限がある)で誤魔化している感が強い。まぁRTSとかの疲労概念に近いのかもとも思うが鋼の剣の使用回数30回とか言われてもピンとこないのが本音。まぁシリーズ的にはこれで正しいのだろう。

バラバラな出来のUI


開発の時間が無かったからか、必要な情報がロクに無いUIもあれば、スーパーロボット大戦並みにごっちゃり書いてあるUIもあり、バラバラ。とりあえず、1画面で情報が完結する事は無く、あっち見てこっち見てを繰り返す羽目になる。つーかゲーム開始直後から全員の名前みんな覚えているものなの?名前だけ書かれても誰だかわからんのですが。誰それの誕生日です、とかいきなり表示されても「誰よ?」と思うのだが。なんかマウス用のUIをパッドでやらされてるようなふわふわした操作感で疲れる。

ここまでぐだぐだ書いて褒める所?


キャラクターはイラストとほとんど違和感無く完成度が高い。キャラクターの完成度が高いだけに、背景の簡素さが目立つ。背景はPS2並みに感じられる。その分キャラクターは細かい装飾も再現されているようだ。ただ、主人公は全然カスタマイズできないのでこちらがゲームにノリづらい。せめて性別の他にも4パターンぐらいから選べたらよかったのに、と思う。

まぁやっぱり続ける気にならんわ


今自分がやってるプレイの手ごたえを感じる事が無い。にも関わらずゲームは日数制限と時間制限があるので「これでいいのか?」と思うのが延々続く。海外のレビューを見ると「やりたい事は2周目から」みたいな事を書かれているが、私はゲームのストーリーに興味を示すのはゲームが面白い時だけなので、面白さを感じないこのゲームのストーリーには興味が持てない。これに限らないというか、ここ十数年のゲームほとんどそうだけど、ゴミみたいなわーわー言ってる合戦描写って何か役に立ってるの?ちゃんと戦ってる所を描くのが大変なのはわかるけど、別にこんな暴動みたいの見せられて「これから壮大な戦いが…」とか言われても半笑い以上引き出すのは無理だと思うぞ。

2019年6月22日土曜日

Bloodstained: Ritual of the Night

2年前なら古臭い作品で通ったかも知れないが。
2019年の作品として見ると、PS3で発売されていました。って言われても違和感の無い代物だ。
メトロヴァニアと言うより、横スクロールMMOって感じの作りでアクション的な爽快感は徹底的に削除されている。もやっとした操作感で単調なプレイを続ける事になる。作っている側の自信の無さはそこかしこに見られ、上のムービーでも観れるがボスは単に体力と攻撃力が高く、別に体力が減ってきて行動が変わる訳でも無い。そもそも色々な武器や術があるが、別にそれがボス戦の有利不利に働く訳でも無く、動作パターンでひたすら攻撃を続けるだけ、自分で書いていてもなんじゃそりゃと思うが実際そんな感じでしか無い。

ゲームには直接関係無いが、キャラクターのモーションは壊滅的でPS2時代みたいな固い動きをする。あとこのゲームに限らないが、モンスターが死ぬときの「ウォーォォォ」からの死にモーション(プラトゥーンのデフォーみたいの)、「頑張って作ったんだから見てください!」みたいのは本当に爽快感に欠ける。死んだらすぐ死んだってわかるようにしてくれよ。


ともかくプレイヤーに快楽を与えるのを良しとしない禁欲的なデザインは全編を通して徹底されている。何せ曲までパッとしない。曲は山根ミチル。って聞くと(いや、最初から知ってた訳ですが)ウソだろ?と思うぐらい全然盛り上がらない。ゲームについてはKickstarterから1年後ぐらいのゲームプレイ動画で諦めていたから別にガッカリはしなかったが曲は改めてガッカリな出来だ。山根ミチルの曲が聞きたいならスカルガールズとかの方が良いと思う。
  • 製作者の何某のファン
  • 今遊びたいのはだらだら遊ぶゲーム
  • SNES以降のドラキュラのクローンを遊びたい

こんな感じならセール時に買って良いのかもしれない(私はBackerだったので製品版の値段はかなり驚いた)。メトロヴァニアが遊びたいならDead Cellsの方が面白いだろう。

2019年4月20日土曜日

Warhammer Chaosbane Beta2.0

前回使えなかった職業2つが使用可能になり、4つ選べるようになった。
それ以外は大変奥ゆかしい変更の数々で1.0から「ここが変わりました!」って部分は特に無い。グラフィックの見辛さは全く改善されていない、操作が軽いのも改善されていない。
 
グラフィック頑張ったので、他は我慢してください!というのがKickstarterに良くあるが、まぁあんな感じの作りを想像してもらえば問題無い。これを買うぐらいなら他のクローンを買った方が良いだろう、というのは2.0でも変わりはなかった。そりゃそうだよな。

リリースまでの期間でこの状態から20%以上良くなる可能性は無いだろう。

そういえば、日本語が実装されたとの事で試してみた。
翻訳そのものは問題無いレベルだと思う。フォントは中文フォントだ(句読点がフォントの真ん中にあるからすぐわかる)、この辺も安っぽさに一役買っていると思う。

単色のフォントはプレイヤーに読む事への試練を与えてくれる。遊び辛いゲームを「この面倒さこそゲーム!」みたいな信者には好まれるのかもしれない。これも「あえて見ませんでした」系の判断なんだろうか。今までクォータービューRPG史上での数々の失敗が一本で楽しめるという点では完成度が高いと言えるだろう。

ああ、How to Survive最高!とかって人には楽しめると思いますよ、このゲーム。多分。そうじゃなかったら他の探した方がいいよ。


まだUpdateが続いているGrim Dawnとか。

Diablo2+LoDを持っていればMODのこれとか凄そうだ。

2019年3月10日日曜日

Warhammer Chaosbane Beta1.0

BetaはNDA解除済み。
発売まであと2か月だそうだが、どうなのこの出来。



このゲームをお勧め出来る層は以下の二つ。

  • DiabloⅢクローンなら如何なる出来でも遊んでみたい
  • Warhammerを題材とするなら多少の不出来でも遊んでみたい

どちらにも当てはまらない、且つこういうゲームを遊びたいのなら、DiabloⅢを遊ぶ方が良いと思う。DiabloⅢが好きじゃないならこれも駄目だろう。

ゲームはメリハリ無く、かなり単調だ(まぁクローンってそういうものだろ?)Beta1.0では遊べるクラスが二つに制限されている。残り二つが解放されて「面白れぇ!」ってなる可能性もある。限りなくゼロだが。

画面は異常に暗く、最高に明るくしてもミニマップの判別はかなり難しい。
輪郭が見える部分がミニマップ
ミニマップに限らず全体的に視認性は考えられていない。落ちてるアイテムもなんだかわからない。拾っても意味が解らない物が多く(アイテム欄見たらわかるだろって?レベルが一定になるまでアイテム欄にも出ないのだ)
黄色の吐瀉物みたいのが金
で、金はアイテム買うのに使うと思うよな?金はアイテム買うのには使えない(少なくともレベル10ぐらいでは買う物は何も無い)拾ったアイテムは寄付をし続けると祝福レベルが上がり何かBuffみたいのが得られる…らしい。

予約特典が欲しいのなら、発売前に買わなければならない。因みにアートブックとかはパッケージ版の高価なエディションらしいので、その辺が欲しいのならパッケージ版を買う必要があるらしい。

このバージョンでは付いてこない

頑張ってはいるが、全体的にゲームは安い。開発会社はEko Software…聞いた事無いな…ってHow to Surviveの会社か!知ってたら買わなかったよ(笑)
フランスの会社らしいが、フランスにしては昔の東欧感漂う感じが不思議だ。

そういえば巷の噂に「クソゲーは音楽が良いのが多い」というのがあるそうだが、残念ながらこのゲームは 「ぷわぁぁぁぁ~」系なので環境音程度の代物だ。

2019年3月3日日曜日

Dead Cells

完成度は恐ろしく高いが、面白さが持続するかはプレイヤー次第。



ローグ + キャッスルヴァニア = ローグヴァニアというDead Cells。アクションはちょっと軽いのを除けばゲームは操作しやすくダイレクトにプレイヤーの操作を反映させる高度な作り込み。序盤のプレイヤーが「自分が上達した!」と錯覚させるデザインは見事の一言。ただ、序盤の終わり頃から急激に作業感が増し、プレイを続ける気にはならなかった。

個人的にはライフが自然回復した方が良かったと思うが、このゲームを好む層には「ふざけんな」だろうから、現在のデザインで正解だろう。興味はあった物の今まで買っていなかったのは大体想像通りのデザインだったという事だ。自分の技術向上には自信が無いので「この装備をアンロックするにはあと4周しなきゃならんのか…」という気分になった時に止めた。

私が遊んだ限りではこのジャンル内では、ほぼ決定版という完成度で定価で買っても後悔する事は無いだろう。
曲は悪くは無い物の、次のステージに行っても正直余り変化を感じない。この辺が作業感にも繋がっている様に感じる。

2019年2月26日火曜日

Alpha Protocol

信じられない最悪なゲーム内容と素晴らしいそれ以外。


Steamでは購入出来ないが、Humble Bundleから簡単に購入出来る。頻繁に75%割引になるので安い時なら\500円ぐらいだ。発売時から評判は非常に悪かった。更に洒落にならないプロテクトのお蔭で(SEGAが大活躍)大混乱になり、Version1.1でプロテクトが外された。ある程度のバグも1.1で直され、さらなるパッチも発表されたが大多数が予想する通り発表されず、半壊したゲームが今でも売られている訳だ。

内容はスーパースパイ(武力、ステルス、技術とかから選べる)を作り、世界を股にかけて適当に戦う。会話はとてもB級的で馬鹿っぽくて面白い。キャラクタービルドはDeus Exを拡張した(Shadowrunみたいな感じ?)経験値を振ってピストルスキルを上げたり、ハッキングしやすくしたり出来る。キャラクタービルドと会話は面白く、会話の結果で話の流れは結構ダイナミックに変わる。上層部から逮捕しろと言われたテロリストの頭を撃ち抜いて不評を買ったり出来る。

まぁアクションゲーム部分がDestinyとかRAGEを20倍つまらなくしたような代物で技術的不具合が多く(とはいえ8年前のゲームなので今のPCだと重さは問題にならないだろう。上記ビデオでテクスチャの問題が指摘されているが、ゲーム機版の問題でPC版ではあの事象は発生しない)場合によっては結構酔う。一番の問題はすべての動きが安っぽい点だ。ここに眼を瞑れれば意外に楽しい。とはいえ、一番長く遊ぶ部分なのでそうは出来ない訳で…。

以前はGamersGateで買って重くて全く遊べなかったが、今回のSteam版(とは言っても内容は全く同じなんだろうけど)では軽い物の、酔って遊べない。ままならないものだ。会話はタイマー制なので英語が堪能じゃないと厳しい(当時のゲーム機展開の作品なので、選択以外の英文はそれほど難しくない)ので楽しめるかと言われると。酔わなくて、英文も堪能で、ゲームの半分以上あるアラに目を瞑れるなら、\500円値は十分あると思う。私も酔わないんだったらもっと遊んでみたい。

2019年2月9日土曜日

Tom Clancy’s The Division

自分だけ別ゲームやらされてるような違和感最高の作品。


Humble BundleのMonthlyで入手したが寝かせていたのでプレイ。
野球ゲームやっていて、CPUはこっちをデッドボールで殺そうとしてくるようなゲームだ。
G36よりバットで殴られる方が遥かに痛く、ライフルよりもハンドガンの方が命中率もダメージも高い(もちろんプレイヤーは”リアルルール”なので全然当たらなくて、効かない)
Ubisoft名物の実際のゲームプレイです(もちろん嘘)というE3発表の段階で、「ああ、またっスか」という内容で特に車の細かい破壊や扉をわざわざ閉めるシーンは当時から爆笑シーンだった。もちろん実際のゲームにはそんなものない。Watch Dogsから何も進化していない。
今年にはDivision2が出るのだそうだ。Ubisoftのトレンドは廃物利用らしい。Far Cry New Dawnとか。ガチャを忌避した結果予算がヤバイのか、Destiny 2みたいな予算回収のための必死さを感じるのでよほど前作での企画書で吹かした責任を取らされてるのか?と感じる人も多いのではないだろうか。営業の人はどうやってこれ宣伝するの?「あのトム・クランシー原作の!」とか言うんだろうか。

しかし何故わざわざUbisoftは安っぽい操作性にするのか?重さを感じせない動きのわりに、もやっとした操作で頭が痛くなってくる。


Saleだと\700円しないが、激しい頭痛を感じたいのならオススメのゲーム。そうじゃなければ他のゲームを買った方がいい。

2019年2月3日日曜日

Chinese Parents/中国式家長 日本語表示テスト

UnityEXを使えば簡単に出来る。ただ、ビットマップフォントもあるようなので、その辺はわからない。展開し、主にXMLデータを書き換えるだけ。(Excelがあると楽)

ただ、中文なので一通り翻訳出来るかつーと…。かなり厳しいような。

(2月5日追記)
この辺、特にトラブル無く進んでいる。

特徴シートとか記述文は未着手だが、スキルの名前だけでも楽になった。

満点初めて取った。

三世代目になると累積でかなり楽だ。意識的にルートを変えるとより楽になる。結婚成功でもわずかに累積するので、行動力に余裕があるときは候補につぎ込む方がいいのだろう。

(2月7日追記)



特徴がわかるようになって、わかってもどうなるものでもないな、とわかった。
会話文と記述文とUIが残ってるので最大ボリューム部分は残っているものの、格段に遊びやすくなった。

(2月9日追記)
ショップに手を付けた。文字数制限がある(6文字。英文だともう少し入る)のがわかった。スキルとかはポイント数が小さくなるようだ。
ところで一体このポーズはなんなのか。

(2月15日追記)
少しづつ進んではいるが、終わりは見えない

(2月18日追記)
こんな感じで職業ルートが開く

クラス委員選挙、ルールがわかってきたので勝率が大幅に上がった。

(2月24日追記)
実際の動作動画

どうも委員長選挙の一部スクリプト間違ったらしい。見直しが必要。
娘の好感度上げは簡単だが、息子の方はかなり難しい。ランダムに3つ表示されるのでそれから選ぶ仕組み、娘は累積回数で3段階にアンロックされるので100まで上げるのは楽勝だが、息子だと50とかでも結構厳しい。

(2月26日追記)

スクリプトの件、解決。スキルに手を付けた。エンディング付近でスクリプトをミスしてフリーズ。1世代分の成長がパーでショックを受ける。(そこも直した)

世界地理…というか懐かしいなこのマップ

ゴライオン?という名前のアニメネタが多用されているのだが、知らないので意味がわからない。有名なのか?

2019年2月2日土曜日

Chinese Parents/中国式家長

中国人の子供に生まれるとプレッシャーが凄いらしい。


※(3月21日追記)
英語版、日本語版について発表あり、その他の言語も予定との事。

※初回プレイのため、理解が不足しており、以下間違いが多い。実際にはタイトル画面から確認する限り、職業ルートもあるようだ

子供が生まれる。最初両親は「健康に育てば」程度の希望を持つが、成長するに従い希望はどんどんでかくなる。親を満足させるには能力を上げるしかないが、プレッシャーもどんどん積み上がる。遊べばプレッシャーは減るが、両親の満足度は基本的に下る…。

フォーラムやレビューによると基本的には中国人あるある、らしい。ネタは中国人ミームが多いので、その辺かなり知識が要求されるようだ。私は中国語はほぼ読めないが、その状態だとタスクが高確率で理解出来ない。中文が読めないなら、画像翻訳ソフト(携帯やタブレット等の)が無いと相当きつい。

パラメータは成長こそすれ、要求はとてつもなく高い。複数周を遊べ、というゲームなので(基本パラメータは引き継ぐらしい?)周回すれば楽になるのか?ちなみに現在10才ぐらいだが、一度も試験に合格した事は無い。最終的には国家統一試験で良い大学を目指す。

教室で黄昏るウチの娘

ゲーム開始時は乱数で息子か娘か決まる。次世代は逆になり、その後は完全ランダムらしい。生まれた赤ん坊は最初諸星大二郎の漫画みたいな謎の生き物だが、成長すると容姿が物凄い進化する。私は名前をつけてしばらく経ってから自分の子供が娘とわかった。

身の毛もよだつ学級会

将来の高級官僚への一歩らしい学級会。空虚な言葉を並べつつ(勉強は皆で助け合いましょう、みたいな)、他の二人から集中攻撃されないよう突出しないよう意見を表明する競馬のような学級会。これを小学生からやるんですか…。

親の面子を潰さないよう、自分はプレッシャーに押しつぶされぬよう、能力値を上げ、良い大学を目指す(他の道は無い)。ボーイスカウトという名前の少年共産党員とかプレシャーに負けぬよう海賊版ゲームで遊んだり(RedAlert2か?)布団に隠れてゲームして親に睨まれたり。子供は子供で逞しくやってるんだなと思うが正直このプレッシャー満載な生活はゲームでも結構きつい。

両親とか味のあるグラフィックなのだが(父親の顔はミームでよく使われる顔のようだ)
残念ながら更新される予定のようだ。どちらか選べたりした方が良いと思うのだが、基本的には更新は喜ばれているようだ。

ゲームエンジンはUnity且つ既に2Byte文字対応なのである程度簡単なんだろうか?ただ、現在物凄い勢いで更新されているので(ほぼ毎日)その辺は大変そう。\1、000円ぐらいのゲームなので(現在30%引き)興味があったら買っても良いゲームだと思う。ただ、文章は想像以上に難しい。

2019年1月20日日曜日

Frostpunk

興味深い内容だが、同時に内容がとても重い。


半額クーポンが送られてきたので購入してプレイ。
極限の寒冷化が進み、唯一の対抗手段である蒸気発生装置のあるクレーターの元に都市を作って生き延びるゲーム。
最高気温が-20度で、ゲームが進むと下がったり上がったり下がったり下がったりする。
労働者、技術者、子供、自動機械を配分し、技術開発を行い、可能な限り都市の維持を図る。舞台はスチームパンクだが、特段理解しにくい事態も起きないのでプレイ自体は楽なのだが、まぁ当然の如く事態はどんどん悪くなるのでリソースを如何に無駄なく運用し、場合によっては厳しい決断を最初から迫られる

  • 子供を軽作業に充てる、あるいは保護する
  • 遺体を墓地に葬る、あるいは穴に投棄する

選択によってはさらなる分岐があるので、どちらかが絶対的に有利という事も無い。ちなみに一度選ぶと後戻りは出来ないので、先の見えない時は本当に選択がきつい。選択の結果、民衆の不満、希望が上下する。いずれに場合でも不満を抑え、希望を高く保つのが望ましい…のだが、そう上手く行く訳でもなく、ギリギリの攻防戦になる場合も多い。プレイヤー側はさらなる対抗手段として、規律に頼るか宗教に頼るか選べる。選択次第では独裁者、宗教的支配者…にもなれるのだろうが、「そこまでして生き延びる必要があるのか?」というジレンマはあるだろう。ここはプレイヤーの主義にもよる部分だと思う。私はそこまでやるなら滅んでも構わないと思うので、選んだ事は無い。

ゲームはマネージメントが中心でマウスが使えれば操作で困る事は無い。ただ、クレーターの下にあるせいか、カメラ(特に画面の下側)が若干使いづらい。メインストーリーをある程度クリアすると、シナリオ数本とエンドレスモードがアンロックされる。難易度が選べるので簡単なモードで遊べばクリアはなんとかなるだろう。苦難大歓迎な方には更なる絶望的状況も選べるようだが、私はイージーで十分だ。

2019年1月13日日曜日

Red Dead Redemption II ストーリーDLCの噂(ネタバレあり)

以下、ネタバレがあるので、クリアしていない方は閲覧注意。








・ジャックでプレイ可能に?
・アーサーでブラックウォーターを旅行可能に?
・メキシコを旅行可能に?
・ゾンビもあるかも?

こんな感じだそうだ。既にバグを利用してアーサーでブラックウォーターには行けるそうだが、音声の追加が確認されたらしい。ストーリー的にはどうなんの?というのはもちろん疑問の残るところがだ、まぁ出来るようになったら見てみたい。前作ではストレンジャーDLCが企画されて消えたが、今回も無理なんだろうか。
個人的にはゾンビはそれほど嬉しく無い。

2019年1月6日日曜日

2018年ベスト&ワースト

2018年ベスト&ワースト 
ベスト&ワーストは私が単にその年遊んだゲームから選ぶ代物で発売年等は一切考慮しない。 

2018年ベストゲーム
Red Dead Redemption II(Xbox One) 
延々文句ばっかり言ってましたが、面白いし、時間もあっという間に過ぎ去る。危険を感じるぐらいあっさりと。物凄い待たされたが待ってて良かった出来。Xbox Oneはコレの為に買ったが後悔する事の無い代物だった。


2018年ベストドライビングゲーム
Forza Horizon 4(Xbox One) 
RDR2が出るまでソフトが全くない(360互換のはあったが)のでとりあえずで買ったソフト。好きな車に乗って適当な道を飛ばしまくるのは面白い。レースは全体的にやや単調だったが、眩暈する程のインチキをしてくるAIも居ないので、それほどストレスにもならない。金が全然稼げない仕様(大金はスロットマシンが一番手っ取り早い)は問題だと思うが幸い私が乗りたい車はそれほど高いのが無いのでなんとかなった。 


2018年ベストRPG 
Pillars of Eternity(PC) 
2015年のゲームで且つBakerなのだが、ろくに遊んでいなかった。色々あって今更遊んでみたらもう止まらない。Obsidianらしいヤケクソな選択肢の数&フラグ時限爆弾でゲームでは会話がもっともスリリングだ。神官の信仰による会話分岐とか無茶にも程がある。 

次点はBomber Crew。簡素ながらも英軍のドイツ軍爆撃作戦を良く描いている。但し、実際は夜間無差別爆撃だったのが米軍並みの昼間精密爆撃なので違和感は残る。斜銃積んだBF-110が怖い。が、何故かゲーム版ランカスターには下部機銃があるのでなんとかなる。

2018年ベストサウンドトラック 
Fallout New Vegas(PC) 
遊び始めると止まらない。

2018年ベストキャラクター 
Arthur Morgan(Xbox One) 
最初は全然印象に残らないキャラクターだったのだが、遊んでいる内に慣れ、やがてとても気に入ったキャラクターになった。衣装も恐ろしく豊富で着替えたりしている内に大体の人が気にいるんじゃないだろうか。前作のキャラクターの印象がどれだけ変わるのか気になっていたのだが、これは一切変わらなかったのが意外だった。


2018年ワーストゲーム
Civilization: Beyond Earth(PC) 
Humble Monthlyにて入手。最近になって遊んでみたが、もう酷い以外の印象は無し。作ってる側も何やってるのか理解していないらしく、植民したいんだが、惑星を調査したいんだか…。作品を通して人は全く見えない。大して魅力も無い舞台で何をやっているのかわからない光景を延々眺めるだけのゲームだ。 

次点はMaifa III。これを書くまでプレイした事を忘れていたぐらいの不毛なゲーム。興味を引かないカットシーン、田舎道を移動、もそもそと銃撃戦、決着はボタン連打。これをひたすら繰り返すゲーム。ああ、両方とも2Kじゃないか、1、2、フィニッシュだな。 


2018年ワーストUI
Assassin's Creed Origins(Xbox One) 
SkyrimのUIを酷くしたような代物で、なんかフライトシムでもやってるような感覚になる。もう少しなんとかならんかったの?


2018年最もガッカリしたゲーム 
The Bard's Tale IV: Barrows Deep(PC) 
物凄いトロくさいゲームで一番似てるゲームはMight&MagicXか。立ち上げるだけでもべらぼうに長いが、本編での読み込みも激しく、何より連発されるパッチの度に数十分待たされる(サイズもデカいが再構成がさらに長い)。今は解決したのかも知れないがバグ、バグ、バグ、バグ、バグ…。ゲーム内容はマルチメディア暗黒時代みたいな代物でとりあえずRPGでパズル要素を自慢しているゲームは例外無く糞って事だ。

2018年ワーストサウンドトラック 
Forza Horizon 4(Xbox One) 
私はゲーム音楽をMuteにするのは100本に1本ぐらい(Diablo3とか)なんだが、これは我慢出来なくて止めた。有名アーチストなのかは知らないが、ゲームは曲が掛かっても一切盛り上がらない。後で別なプレイヤーを入れてそれを流すようにした。少しは盛り上げようと努力してくれよ。

ここ10年で一番恥知らずなゲーム 
Bloodstained: Curse of the Moon(PC) 
悪魔城ドラキュラを指揮した事のあるIGA(五十嵐孝司)がBaker向けにインティ・クリエイツに作らせたゲーム。なるほど。でも初期の悪魔城ドラキュラ(ディスクとかの)には関係無いんじゃないの?一部は俺が手掛けたから全ての精神的続編を作る権利があるとでも?この悪魔城伝説のつまらないコピー作品みたいな代物に何の価値が?嫌がらせか?



2019年EA賞 
EA(EA)
Loot Box問題で(ほとぼりが冷めるまで)ガチャを止めた会社もあるのに、火付けのEAは全く反省の色すら見せずに「SWからは取っ払ったからいいでしょ?」とでも言わんばかりに相変わらず続けてる。まぁ払う奴がいる限り続くんだろうから、無くなりはしない訳だ。ガチャが駄目だとは言わないが(やりたい人がいるからある訳だろ?)ゴミ箱売りつけるのはいい加減やめないと法律でマイクロトランザクション出来なくなるぞ?


2019年展望
例の如く出ないゲームは全く出ていない訳で
今年出るのかも怪しい作品も
 
全く音沙汰の無い作品も

今年も出ないだろう作品も等しく出ないまま2018年は終わった訳だが、2019年も出ない作品は連発し、何割かは消えていくのだろう。
と思ったらYIIKがやっと出る(多分)という驚きの事態だったりするのだが、Fallout76が大事故になったり、出る前から大災害っぽいゲームが発表されたりとか。

期待と不安が半々ぐらいな作品が突如発表されたり(多分予約して買う)

不安の方が上回るが動いているのを見たい作品(予約済み)とか。
2019年も様々な作品が出てガッカリしたり、落胆したり、裏切られたりするのだろうが、その中にも興味深い作品や、イヤッホーみたいな作品も出るのだろう。
今年も詐欺みたいなゲームは出るのだろうし、EAは変わらないだろうし、Bethesdaは持ち直さないのだろう。さっきも似たような事書いたな。
2018年は新しい良いサントラが無かったので、2019年は痺れるようなのを期待したい。