Vampire The Masquerade - Coteries of New York(PC) 「え?これFlashゲーム?」みたいなやる気の感じられない恐ろしく使えないUIと、眉間にシワの寄ったまますぐ終わるゴミみたいなシナリオ。味のない選択肢が続いた後、間違ってるとセーブ消されて最初からだ。そもそも選択肢で物語が変わる訳でも無いのに。これの続編が出たというのが驚くが、世の中には不思議な事があるものだ。
New Vegasでも運び屋という世界の一員に過ぎない主人公が個人的な理由で行動を開始する。The Outer Worldsでも解凍された一人として始まる。この辺は優れていると思う。Pillars of Eternityはゲームとしては優れていたが、まぁ前世系のシナリオではあった。少なくとも、オープンワールド系の作りにするなら、前世系は止めた方がいいんじゃないのか?
英語版は製品版では直るのかも知れないが、「○○遺跡」の訳が「The Trail of The Missing ○○」だったのはしばらく悩んだ。かなり経ってようやく、遺跡が「遺(Missing)」と「跡(Trail)」と理解されているとわかった。でも漢字圏の私が読んでも、中文って一体どこからどこまでが単語なのかわかり辛い。だから単語単位で区切られている英語圏の人には中文は相当な難易度なのかも知れない。
次点はWorld of Warcraft Classic。私が一番熱心に遊んでいた頃(つまり発売当初)の物では無かったが、独特なスポーンシステム(現在は廃止)や計算されつくされた序盤からの流れ等は見ごたえがある。新しいプレイヤーがこれを遊ぶのは無理だろうから(本編やった方がいいだろう)これに結構なリソースをつぎ込んだBlizzardを褒めるべき所なのだろう。
2019年ベストRPG Pillars of Eternity(PC)
2018年に続き、2019年もこのゲームを遊んでいた。私は定型的なプレイしかしないので、色々試してみないと気が済まないタイプのプレイヤーには相当甘美な地獄なのだろう。
そんな私でも驚きの展開があったりするので、本当にRPGの金字塔の一つなのは間違い無いだろう。
2019年ベストサウンドトラック World of Warcraft Classic(PC)
Stormwindに帰ってきた。こう感じさせるような曲というのは中々無い物だ。15年前に聞いた時にも相当感動したものだが、今聞いても良い曲だと思う。旧世界の曲は本当に素晴らしい曲が多い。Classicを遊ぶと曲もゲームプレイの一部だと理解する事が出来ると思う。
2019年ワーストゲーム Bloodstained: Ritual of the Night(PC)
一瞬も面白いと思わせない手腕に熟練の技を感じる。要素は多いが、なんでも山盛りにしてある不味いラーメン屋みたいなもので、とりあえず入れてあるだけだ。武器は山ほどあるがまぁ大体がゴミでしかない。基本的にファンディスクみたいなものなので、ファンじゃない人間には無意味なゲームだ。こんなものにBackした私が馬鹿だったとも言える…まぁそれはこのゲームに限った話じゃないが。