2015年1月2日金曜日

2014年ベスト&ワースト

ベスト&ワーストは私が単にその年遊んだゲームから選ぶ代物で発売年等は一切考慮しない。

 2014年ベストゲーム
 Diablo III Reaper of Souls (PC)
拡張パックで増えたAct Vは面白くは無いし、新しいクラスもパッとしないが新パッチ、シーズン共楽しめた。バランスやドロップが調整されたのも大きいが、レジェンダリやセットアイテムがユニーク効果を持ち手に入れ甲斐が増えたのが一番大きい。プレイ時間だと3>1>2なのでDiablo IIIはよく出来ていると思う。単に売るだけならDiablo IIのグレードアップ版で良かったはずだ。カジュアルもハードコアも取り込もうという挑戦的な時間と金の掛かったデザイン(の割には凄い出来の悪いインターフェイス)でBlizzard名物の詰まらないメインストーリーを放り投げたAdventureモード導入は英断なのだろう。

2014年ベストロールプレイングゲーム
World of Warcraft Warlords of Draenor
「遊び尽くせ無いコンテンツ」という表現はコンテンツ自動生成のゲームで使われる事があるが、それを除けば自動生成でないゲームで遊び尽くせ無い、というとWorld or Warcraftが間違いそうだ。最初に完成されたMMORPGとしてスタートし、現在も同じ位置にある。遂に誰も同じ位置に到達する事無くMMORPGの時代が終わりに向かっている訳でこのゲームが終わる時はMMORPGも終わるのでは無いだろうか。「ある程度遊びつくしたら世界をふらふら歩きまわってみたい」という夢は永久に果たせそうに無い。

2014年ベストストラテジー
Europa Universalis IV
IIIより面白く感じないのはプレイヤーが手を出すことで変えられる要素が増えすぎた事で、シミュレーションというよりストラテジー色が強くなりすぎたのだと思うのだが始めると止められないのは事実。MODを作るのが前より大変なのか、あまり遊びたいMODが無い。Whole Worldみたいのがあったら遊んで見たい。Paradoxのデザインがプレイヤーよりになりすぎて来たのでIVあたりが私の許容限界な気がする。曲が妙にハッタリが効いているのも高評価。

2014年ベストアドベンチャーゲーム
アマガミ (Vita)
PS2からVitaになって解像度が大幅に上がったため、ディテールがかなりよく分かる。VHSからDVDに変わったぐらいの印象。ゲームの内容はPS2版と同じだが、雑誌、グッズ等ほぼ全てのイラストが収録されており(出典も付いている。相当な労力だ)PS2版で散々遊んだにも関わらずオールクリア(バッド系は全部パス)まで遊んだ。これからも遊ぶとは思うが、マップがこれ以上埋まる事は無いだろう。DLCか何かでサウンドモードも収録して欲しい…。

2014年ベストサウンドトラック
World of Warcraft Warlords of Draenor
拡張パックの曲はパッとしないのが多かったが、今回の拡張パックは初代の曲を意識した曲調だ。とは言っても初代の曲も含めてのベストサウンドトラック受賞。長期遠征が終わってStormwindに帰ってきてあの曲が掛かると安心する。2004年に森を抜けて初めて街が見えてきた時も素晴らしい曲だと思ったが今でも「ああ、良い曲だな」だと感じる。次点でタイトルの曲。

2014年ベストキャラクター
Chambra (Loren the Amazon Princess)
こんな感じのキャラクター(the visual novel database)。クリアしたのはこのキャラクターがいたからで居なかったら序盤で止めていたと思う。分類にあるとおり反社会的、独断的、皮肉屋、自己中心的…こう見ると酷いキャラクターだな。でもその通り。ロマンスシーンについては無かった事にしたい(このゲームに関してはどのロマンスシーンも)。

2014年ワーストゲーム
 Diablo III Reaper of Souls (PS3)
セーブデータの心配をしながら遊ぶのは御免被る。まさに時間と金の無駄だった。得た物はスクエアエニックスの製品はもう買わなくて良くなった事か。他のバージョンはわからないが、PS3版はりタイニーDiablo IIIという感じなので結構別物で、AIの計算コストってやっぱり高いんだな、と実感出来たのが一番の収穫。

2014年ワーストアクションゲーム
 Wolfenstein: The New Order
大昔のFPSっぽい作りにしているつもりなのだろうが、大昔でも詰まらねぇ内容。曖昧な表情のぼんやりしたキャラクターによる眠気を誘う映像が続く。薄暗い所で棒立ちの敵とひたすら戦うのは1時間が限界だ。

2014年ワーストロールプレイングゲーム
 Persona Q Shadow of the labyrinth
壮大な作業感。全体のウェイトが掛かった動作が疲労感を増やし単調でバラエティの無い戦闘が眠気を誘う。内容だけならShroud of the Avatarも相当なものだがアレはPre Alphaなので除外。でも二度とやらないような気もする。しかしあれだ。日本製のダンジョンRPGはもういいわ。という気分になった。これとデモンゲイズは。ああ、Might & Magic Xみたいのと、Legend of Grimrockもお断りだわ。

 2014年ワーストサウンドトラック
 Diablo III Reaper of Souls (PC)
相変わらずな「ぷわぁぁぁぁ~」博覧会。何も記憶に残っていない。今は音楽OFFにしているので二度と聞くことも無いだろう。音楽については三作中最悪だが何を考えてこんなうんざりする曲にしたのだろう。最悪なサウンドトラックの金字塔だ。

2014年EA賞
スクエアエニックス
EAがまさかのWorst Company in America初戦敗退でこの賞の存続も危ぶまれたが、ぞんざいなサポート、悲惨なローカライズを評価してスクエアエニックスにEA賞を。今後もここの会社のローカライズは悲惨な「ああ、中身チェックしないで書いたんだな」という台本を作り続けるのだろう(まぁそれは他所も同じなんだろうけど)。


2015年展望
PC版のGTA Vが出たら買う。いつになったら予約出来るのか。Persona 5は年末か?Hearts of Iron IVはガッカリな予感なので裏切って欲しい。あとはSteamで年末に大量に買ったゲームを遊ぶ。でも、どう考えても遊ぶより買う方が多い訳で何割かは全く遊ぶことが無いに違いない。高山箕犀の新作は発表されるのか。されたらいいな。