懐かし商売の極北。
Limied Run Gamesから夢のアーケードゲームコレクションが出た。名前をMARVEL MaXimum Collectionと言う。KonamiのX-Men、DATA EASTのCaptain America and The Avengersが含まれているという。KonamiのX-Menはかなり前にXbox360(PS3版もあったらしい)のダウンロード販売で移植版が出た。出来はそんなに悪くなかったと思う。で、それも発売停止になっていた。また、DATA EASTのCaptain America and The Avengersはまぁ出た当時でもそれほど人気作では無く、SNES(Genesis版もあったらしい)でまぁ…それなりな移植がされたぐらいのタイトルだ。DATA EASTのタイトルは散逸こそしなかったらしいが、他社版権を含む、となれば当然簡単では無い。まぁ所謂「無理」タイトルだった訳だ。他にも色々(Timothy Follinが曲とドライバを書いた伝説のSilver Surfer)あるが、私とってメインは既に上げた2本だった。
Limited Run Gamesの名前は既に知っていたが、物理媒体を買う事に殆ど興味の無い私にはあまり関係の無い会社だった。
で、今回初めて直面した訳だ。
まぁヒデェな。
ヴォルトへようこそ。Limited Run Gamesが誇りをもってお届けする、MARVELゲーム黎明期を代表するタイトルを集めた、史上屈指のコレクション。アーケード、8ビット、16ビット、そして携帯ゲーム機まで—— 主要なすべてのバージョンを収録し、ピクセルで描かれた1990年代MARVELユニバースの進化を体験できます。これは単なるゲームではありません——現代的な機能とボーナスコンテンツを備えた、歴史そのものを保存した究極のファンアイテムです。
主要なすべてのバージョン…Captain America and The Avengersは日本版がオリジナルだ。オリジナルを含まない主要なすべてのバージョンって一体なんだ?X-Menでは2、4、6人版が収録されているが、難易度設定が可能なのは2人版のみ。当然だが、4、6人版ともゲームセンターでは味わえない設定となっている。もちろんPCB版は全部にDIPスイッチがあり、難易度設定等が可能だ。付けなかった理由は知らない。生成で移植したのかもね。ギャラリー等の資料も「え?これで全部?マジで?」って言う簡素な代物でこれを売りにするのは無茶だろうというショボさ。昔、Legend of Grimrockで設定資料という名目で特典がついていた。「ノートの落書きですか?」みたいな武器が10種類ぐらい描かれていて終わりだった。あれを思い出したよ。
After Waves Of Complaints, Limited Run Games Is Planning Big Changes
という記事があるが、まぁ無理だろうな。この会社は物理メディアで買えるのが売りなんだそうが、今回のMARVEL MaXimum Collectionの場合、「パッチが当たります!」じゃ、物理メディアってのが全く意味が無い。まぁただのコレクション目的ならそれで良いんだろう。私は物理メディアとかコレクションみたいのに興味が無いので関係無いが、そういうのが目当てな人にはふざけんなって部分だと思う。物理メディア主義者の人達はゲーム産業におけるPrepper的思想者が多い(漫画にも居る。多分他のメディアにも居るのだろう)のでこの会社の信用はストップ安ってのもそりゃそうなんだろうな、と。もちろんこの会社に限らず、様々な情勢が変化している(Kickstarter発のプロジェクトは物理メディア関連のトラブルが渋滞気味に発生している。年単位の遅延も当たり前だ)のでLimited Run Gamesが怠慢だ!という事も無いのだと思う。
しかしその辺を置いておくとしても移植としては、まぁ…あれだ…酷いね(笑)X-Menは過去の移植版よりマシって言ってる人もいるけど、なんかこの6人版おかしくないか?2、4人版は(4人版は難易度を除けば)ゲームセンターでの感覚に近いと思うのだが、6人版は操作していると違和感が結構ある。ひょっとして6人版も後期ROMとかあって私の知らないバージョンがあるのかも知れないけど、これを「アーケード当時の6人版」って言われたら「違うだろ」と思うよ。まぁLimited Run Gamesはもういいわ。昔「オレたちゲーセン族」というラインナップがあって、エライことになったが、あれと似た感じがする。
0 件のコメント:
コメントを投稿