2016年10月23日日曜日

Persona5 40時間経過

セーブデータが飛んだので初めっからになった。
PS3だと本体の負荷が凄いので、外部媒体にセーブを取っておいた方が良いようだ。
HDDを交換して再スタートして、2つ目のダンジョンの入口まで進んだので、40+10時間プレイした計算になる。

良い点
ボリュームがある
非常に豊かな会話シーン
ほどほどな自由度(中盤から)
悪い点
ゲーム全体の構造
興味を惹かない主要キャラクター
死ぬほど長いチュートリアル

P4だと、カレンダーが飛ぶ事が結構あったが、P5では基本的に1日単位で進むためボリュームは非常にでかい。
会話シーンは高い頭身のキャラを手間のかかった演出で動かしている。カットインは今一つ上手くいってないが、これは相当な進化だと言えると思う。キャサリンのイベントシーンぐらいの表現で延々会話シーン作るのはかなりの作業量だと思う。
中盤からは取れる行動が増え、遊び応えが出てくる。本編が無ければもっと楽しめるのに。

ゲーム全体の構造は悲惨の一言。ゲームの演出だとしても回想シーンで視点がおかしくなるのはミス以外の何物でもない。カットアップ手法のつもりなのか?これジュブナイルなんでしょ?
ゲームやってない人がここを読んでいるとは思えない(まぁそもそもここを見てる人はほとんど居ないが)のですが、説明すると、
部屋に居るAとB
A「昨日Bさんは何をしていましたか?」
B「Cさんは部屋で電話を掛けていました」※ここがこの作品の最大の問題点
A「BさんはどこからCさんを見ていたんですか?」
B「いえ、私は見てませんけど?」
A「見ていない?…ところで、Cさんって誰なんですか?」
B「知りません。会った事も無いです」
ネタバレするなってこれの事なの?確かに斬新だよ、びっくりしたもの。しかしさんざんネタバレすんなと言っておきながら、ゲーム本編では「次のターゲットはコイツ」「今仲間になったソイツはこれからこういう事をする」とこまめにネタバレが行われる…。

主要キャラクターは大体が高校2年生なんですが、中学2年の間違いじゃ?というぐらい幼い。ゲームのキャラクターとして馬鹿はアリだと思いますが、どいつもこいつも幼いってのは…。頭身が高くなった分、尚更その印象が強くなってしまう。最高に割を食っているのが坂本で「…なんなんだ、お前」というキャラクター造形になっている。なんていうか、90年代のJRPGの酷いヒロインみたいな印象。ウザい、話を引っ掻き回す、反省しない。お前本当に自分と向き合ったのかよ。とプレイヤーに思わせたかったのだろうか?
中盤から取れる行動が増えて自由度が上がる訳ですが、そこまで10時間掛かります。いくらなんでも長すぎ。つまり2周目も10時間チュートリアルやらされるって事。なんというか、アンロック要素とかで2周目はなんとかならんの?本当に10時間ぐらい本当にヒマ…。

ところで大罪がネタなんでしょうけど、本編では「無知は力(Ignorance of strength)」(1984のアレ)の正しさを語ろうとした結果、坂本はバカという貧乏くじを引かされた印象がある。にもかかわらず、でもやっぱ君要らんわ。と思わせるのは…なぁ。お陰で高巻は全く目立たない。後半遊んだら変わるんだろうか?

後、オンライン要素について立ち上げる度に聞くの止めて貰えませんか。コンフィグにバイト制限でもあるんですか?