2023年3月21日火曜日

異夢迷都 背景画像とか色々(ネタバレ)

ネタバレがあります。

書かれている事は*全て*憶測だと思ってください。本当に憶測なので。

警告は以上です。






ゲームクリアしてひと段落ついたので、背景を細かく色々見ている。私はこれが大好物なので。

夜煙が写真館なのはゲーム内でも語られるが、当初の予定では本当に写真館だった。眼通天の家、あれは実際には夜煙の一部だったらしい。根拠があるのか?と思われるかも知れないが、意味ありげなコルクボード、蓄音機…そしてタイプライター。まぁタイプライターは後にするとして、コルクボードは探偵物の必須アイテム…というか店長の部屋にもあった。蓄音機は前作で入れようとして結局入らなかった要素。ジュークボックスもか。今回DLCで入ったが。

で。タイプライター。何か書いてあるのはプレイ中にも気が付いた。で、撮影したヤツを拡大してみた。何か書いてある。「THE TRUTH」これDLCのタイプライターだ。どういう意味で背景構成を変えたのかは全くわからないが、元々は「真実の探求者」の部屋だったとこれで証明される。つまり、ここが夜煙の2Fだった訳だ。

主人公(何某じゃない頃)が日の終わりに情報を纏める部屋、として用意された。のがこの部屋になるのだろう。

元々の1930年代設定の主人公自室。で、サイバーパンク設定になった自室が鍾馗の部屋。違和感ばりばりな訳だ。だってコルクボードがあるんだもの。天眼がいるのにだ。

ちなみに、あの巨大なコンピュータは天眼が使う予定だった。まぁ最終的には色々あって何の意味も無いオブジェクトになってしまったが。

背景はここははっきりしないのだが、路人が依頼をして、W3が下絵を起こす、着彩まで至った物もあるが、線画かラフしか残っていなかったのも結構ある…らしい。雷雲の部屋、ニキシー管があるのは気づいた方も多いだろう。あれに数字が出てる。ニキシー管の時点で気づいた人も多そうだけど、数列はこうある。「1.048696」これだけでネタバレになってしまうが、路人は本当にあれが好きらしい。前作のインタビューでも答えていた。

なんたら事件簿…まぁ隠す気も無さそうな文字列だが、あそこに出てくる一枚絵、場所はわからないが、店長の机だ。灰皿、手帳、謎の古籍。当初はもっと出てくる予定だったのだろう。そして「何某」の部屋として登場するiMacや小覇王のある机。

遊んでいて違和感が凄かった。だって何某は煙草を吸わない。何某がパソコンを使っている、という描写はあったが、何某が本を読んでいた、というシーンは無い。モニターにある黄色い付箋。あれは元々黄色だった訳では無く、日焼けとヤニ(笑)らしい。

あと、DVDの下敷きになったノートの切れ端、どうやら例の装置に関するメモらしい。

観測者の正体、当初は違ったらしい。欽天司は今作では特に意味の無い部門だったが、ある時点では非常に重要な部門だった。その欽天司にはある人物が在籍していた。…という設定は木っ端みじんに無くなり、全てが葬り去られた(笑)いや、笑うしか無いな。いや、見たかったよそれ、本当に。

そういえば、天眼。遊んでたら疑問に思うだろう、天眼。なんだかそのままフェードアウトしてしまう。私がわずかな情報を持ち、発売されるまでの期間。この間に何かあったらしい。本来はもっと重要なキャラクターだったようだ。あのバイザーの下って誰も見た事ないだろう?どうもアレ、過江龍のスキルに転用されたらしい。何かが明らかになって…みたいな予定があったんだろうが、もうそれを掴める可能性は無さそうだ。

天来は…元々天来という名前では無かったが、欽天司設定に絡んでいたらしい。あれだ、ゲーム中に加速的に崩壊する麒麟児の設定。時間が無かったのかわからない…わかりようがないのだが、なんというかカラーエンディングを彷彿とさせるような流れになっている。ただ、シノプシスそのものは大きく変化していないので、調理が変わったのだろう。

陳宗勝は物凄い割を食ったが、つーか全然印象に残らないよね、彼。弟絡みの話とか。四指半の変更のあおりをまともに受けたので、修正が間に合わなかったのかも知れない。

情報とゲームの中身と画像と色々頭の中を巡っている。面白かったよ、本当に。これを味わう事が出来ただけでも遊んでよかった。続きは他所であるのか、それは出たらわかるだろう。

2023年3月19日日曜日

異夢迷都 36時間経過(クリア)

ネタバレあります。

強烈なのは避けるつもり(あくまでもつもり)なので未プレイの方は避けてください。








色々あって話が終わる訳だが、最後の最後に怒涛の展開…があるんだが、これね、前作プレイしていないと「誰?」ってなると思うよ。

アイテムレベルは最終的に12まで上がる。店売りが9までなので、12が欲しければランダムダンジョンに潜るしかない。9でもいいんじゃないの?と思われるかも知れないが、12と9だと倍以上性能が違うんですわ、これが。私は「易しい」を選択してプレイしていたが、下手な人間には12でも最後の方は辛かった。ひたすらDebuffが辛い。

パーティHP制なので、Debuff状態で全体攻撃x2とかやられると一気に減る。流石に最後の方では余った金でポーションとか揃えて置いた方が良さそうだ。

12はドロップなので当然好きなものは簡単には手に入らない…というかショットガンは未だに出ていない。とりあえず、NewGame+みたいのは存在してないみたい?クリアした後もランダムダンジョンには潜れるが、他には何のコンテンツも無い、これは予想がついていたので、驚きはしなかったが。

コンパニオン会話みたいの、結局フレーバー+デッキ開放に過ぎないので、あまりゲーム的に意味をなさない。最後の方でいきなりPVぶち込まれたのは驚いた。英語字幕で(笑)

既に歌は公開されていたので訳して読んでいたから何を歌っているのかは知っている。でだ、その歌の内容さ、かなり前の話じゃないの?「そんなの今更歌われてもなぁ…」という気分だった。字幕は中国語版以外全部英語字幕で、中国語版だけ何故か中国語+英語字幕で昔のカラオケみたい。あと、The Answer、結局字幕無し。曲を聴いていて思ったのだが、前日のライブ、初めから仕込みなんじゃないの?というのが確定した。炎上でもさせたかったのか?でもあれbilibiliでも35人ぐらいしか見てなかったし、YouTubeは二人だったぞ、見てたの。もちろん一人は私だ(笑)ちなみにbilibiliでも皆さん怒る様な事も無く、困惑と呆れで終わりでした。今でも思うよ、あれは一体何をする気だったんだ?わざわざ告知までしてよ?まぁプロモーションとしては完全な失敗だ。見事だったよ。これ以上失敗させるにはかなり難しいと思う。

スクリプトは最初から最後まで良くなかった。最後の方でもネームパネル間違えてた。

直されるのかは…直らないんじゃない?直す気があるのかはわからない。PLAIONは直さないだろう。開発が直すのかもわからない。前作でも最後まで効果音バグが消えなかったが、音楽切り替えミスも多分、気が付いていないか、気が付いていても直す気が無いのだろう。

本音を言えばさ、元の見たかったよ!でも幾らかは残ってたよね、福伯の話が出た時には驚いたもの。1930年からネオシャンハイに舞台が変更させられた時に、灵乌路人は、この話を終わらせる、という決断をしたのだろうか。最後の方、色々とネタをぶちこんでいて、色々あったんだろうなぁ…的な気分になった。今回もエヴァンゲリオンネタがあった。あまり元ネタ詳しくないので何某と霧花のとこぐらいしかわからないけど。ああ、あとスパロボネタもありましたね。なのでループもの、多元もの、への彼なりのアピールなのかも知れない。この辺は明らかになる事は無いだろう。

とりあえず、色々あった、本当に色々あったけど、面白かったよ。最後の方、完全にシノプシスが足りなくなっていて、メインクエストをばらしてサブクエストになっていたりとか(これは途中からにもあったが)、色々な意味でハラハラさせられたが、この物語がちゃんと終わりを迎えた事で安心した。

ああ、思い出した、何の脈略も無く、芸芸が役二人で登場してる(勉強狂いと、花売り)。あれは困惑しか無かったよ(笑)あれで出すなら「何とか事件簿」に凌先だしてもいいだろ(笑)








2023年3月14日火曜日

異夢迷都 24時間経過

 24時間経過してる。

面白い。シナリオは先が気になる。ゲームは?ちょっと厳しいかもなぁ。でも楽しんでいる。マインドハックを除くが

今回はネタバレありです。



基本的にメインパーティ分は店で一番良い武器を買った方が圧倒的に楽。高いけど。

装備はやっと意味がわかってきた(遅い)。でも面倒だ。

マインドハック。出る度に唸り声をあげてる。パーティメンバー分のデッキがあるわけだが、遊ぶのも面倒だし、選ぶのも面倒だわ。そういや、中国題だと殺戮尖塔とかいう物騒なタイトルなんですね。


最初の頃はそれほど感じなかったのだが、シナリオはシノプシスしか存在しない。途中で気が付いたのだが、シナリオは1年前ぐらいの状態から変化していないのでは無いだろうか。つまり、基本的には別な人が書いたであろう部分というのは見つからない。というか、塗りはともかく、人物原画もほとんどがW3なんじゃないだろうか。霧花以降は塗りが別な人になっている(縮尺が違う)。結構違和感があるのだが、直す暇が無かったのだろう。

本来は事前の文章が予定されていたのかも知れないが、唐突に話が始まるので「あれ?読み飛ばした?」という気分がしていた。今は慣れてきたので特に驚かない。

パーティメンバーのバランスはなんというかビルドを間違っているのか、差が激しい。てっきり鍾馗が攻撃の要なのかと思ってたら、攻撃の要は圧倒的に過江龍。クリティカル率30%超、ダメージ増加120%超鍾馗は4%、58%。胡蝶は戦闘では2章以降はイマイチだが、ヒーラーなので入れざるを得ない。霧花は苦しいDebuffを全体削除可能なので、入れた方が楽だ。ただ、戦闘ではあんまり頼りにならない…。煙鬼はタンクなんだけど、そんなに硬い訳でもないので…ボス戦では助かるのだが、過江龍がいるとなー。四半指はスペックは高いのだが、ユーティリティーポジションなので胡蝶の替わりとか?でもヒーラー目的なら胡蝶の方が楽だしね。まぁ過江龍がいたら、戦闘はかなり楽になった。

過江龍は想像以上に強烈だった。激しい人物なのは知ってはいたが、想像を超えた強烈キャラクターだ(笑)

フォントは時々抜ける。でもまだ10文字も抜けてないから少ない方だろう。

データは確認していないが、多分これ中文のままなんじゃないだろうか?
好了とか?でも了なら出ても良さそうだよな。この辺は多分この先も直らないんじゃないだろうか。

カネの単位が統一されていない。ゲーム内の通貨はコイン、文章では円と元が一緒に出てくる。全部で良くないか?

勉強になったのは、ペルソナ型のJRPGを作るのなら、ハブが絶対に必要だという事。

ハブが無いと話のまとめも出来ないし、プレイヤーのOff/Onも出来ない。異夢迷都にはOffが何にもないので尚更(というかOffが許される状況でもない訳ですが)。結果的にメリハリも無いので、シノプシス感がより強くなっている。また、ハブが増えないので上海全域が舞台であるにも関わらず、世界的な広がりが感じもしないし、増える事も無い。唯一広がったと感じるのは劇場が登場した時ぐらいだろう。まぁあれ単に広いというのもあるけど。

本来なら夜煙がハブになっていれば良かったのだが、単に話のトリガーにしかなっていない。まぁそんなもん作ってる余裕は全く無かったのだろう

思い出した、PlayAsia、予約していたのだが、全く発送にならない。このまま送られて来ないのかもね。まぁキャンセル可能みたいだし。
…と思って各国のAmazon見ていて驚いたのだが、これひょっとしてまだ物理版出てないのでは?いや、だって全機種発売日一緒って事はないだろ?全部売り切れました!なんて訳ないからなぁ。…でもカナダで買ってる人はいるなぁ。よくわからんわ。
デジタル版は全部出てると思う。だって日本では全部出たはずだし。DLC2点は本当にありえないほどのゴミだったけどな。だって、アイテム欄に何の意味も無いアイテムが1点、あとマインドハックのスリーブですよ?
その意味の無いアイテムって何か?というと、前作を遊んだ人向けのお遊びアイテムだ日本ではゲーム機で出てないんだよ、前作(笑)。あ、英語版は買えるのか?でもアレ本気でクソだしな。
私はSteam版で遊んだけど、先行者(まぁ悪ふざけで付けたのかも知れないが…)というよりは先駆者の方が適当な気がする。予約特典だし。ちなみに、デジタルデラックス版でもはっきりと予約購入って書いてある。Steam版は予約出来なかったけどな!


2023年3月11日土曜日

異夢迷都 10時間経過

 無事…では無いですが発売になった。

発売当日午前2時にデジタルデラックスエディション…とかいうなめ腐ったエディションの紹介が行われたとか、前日のライブがクソみたいにぐだぐだで結局何も行われなかったとか、そのライブのクソみたいな言い訳とか…まぁ本当に色々あったよ。でも発売されたから良かったと思う。とりあえずPLAIONは本当にクソ。Pで始まるパブリッシャーに碌なの無い?まぁ否定はできんね。

プレイ10時間。メシ食ってるとき以外はずっと遊んでたから、まぁ真面目な話疲れた。

ネタバレらしい、ネタバレはしていないと思うのだが、いつもの事なので書いてる時は書いてるんだろう。なのでネタバレは勘弁って人は読まないで

現在のプレイスタイルは日本語字幕、中国語音声。

世間的な評価は全くわからない。調べてないし。うーん、良くはないんじゃない?数年間待ってるので色々知ってる私でも何の予備知識の無い単語が飛び交うゲームなので。

主観的には満足度は高い。何せ発売になったし。客観的にはかなり問題がある。特にスクリプト。

完成度100%のスクリプトというのはこの世に存在するのかは別にして、このゲームのスクリプトの完成度を言うとすれば、高くて45%ぐらい。まぁ、完成度が低い。実際、既にパッチが出てる(変更内容は不明)。

延々と文句書いてますけど、楽しんでますよ。これが前作スタッフ(一部を除く)の最後の作品なんで。

小さな問題

 名前パネルの間違いがそこそこある。人物が間違っていたりとか。

 ローカライズは問題が無いでは無いが、現在発売中の中国作品の中では良い方だと思う。中国語版から結構丁寧にローカライズされている。

 一部立ち絵の縮尺が狂っている。なんか青雲に問題が集中してる気がするな…。

 コミックシーン(でしたっけ?)で、いちいちボタン押さないと先に進まないのがうっとうしい。で、喋り終わったのか?と思ったらまだ続いていて、しかも飛ばしてたりとかな。

そこそこの問題

 加速的に崩壊するデータバランス、2章辺りからモンスターのパラメータは順調に伸びてゆくが、パーティは大して伸びない。スマホのゲームみたいな戦闘がひたすら続くので、正直飽きるね。レベル上げても大して楽にならず、MMOみたいな感じ。

 メインクエストもサブクエストも報酬はクソ

 サブクエストは基本的にぶつ切り。「え?終わり?」みたいのが連発する。何匹倒せ!とか〇〇を10個集めろ!が出ないだけマシか。

 多分、開発からデータが正常に渡っていないのか、ローカライズチームはそこそこの混乱が見られる。青雲はテキストボックスだと「野郎喋り」。まぁこういう設定なのか?とか思ってイベントに行くと、可愛い声で女の子喋りするんだよ(笑) 驚いたわ。

 マインドハックという名のSlay The Spireクローン。つまらん。やらんでもいいなら、あっても構わないが、これやらんと先に進まないんだよ。やりたくねぇんだよこんなもん。

 スクリプトは、まぁ前作もそうだったが、良くない。前作では登場人物が喋ってる時、他のキャラクターをハーフブライトにして、今誰が喋ってますよって表現をしていた。今作ではネームプレートで見分けるしか無いのだが、それなのに、同時にその場に4人いたりする。しかも性別間違って訳されていたりとか。あと、肝心な場面で、元の曲をミュートせずに、そのまま流して、別な曲が重なるシーンがクライマックスに多い

重度の問題

 クラッシュしたり、進行不可能にはなっていない。

 重度の問題と言えば、まぁ私以外は誰も気にしてないだろうけど、少なくとも、設定とシナリオ書いた人はクレジットでどこにいるでしょう?Special Thanksなんだな、これが。

 まぁしょうがない、退職しちゃったんだろう。メインの人物原画と一部背景の人も退職してる。この人は既に別な会社で仕事してるんだけど、私が追っていた、シナリオの人は今もわからない。今も探してる。原画の人はペンネームしか知らないので、クレジットのどこにいるのかさえわからない。これだけ描いているんだから、どこかには載ってるんだろうけど…。企画したプロデューサーの人(この人も退職済み。現在別な会社にいる)も、Special Thanksだ。企画立てたのこの人なはずなんだけどね。

 とはいえ、もうシナリオは読んだら『嗚呼、灵乌路人の文章だ』ってわかるぐらいわかりやすい。どれぐらい変化したのかは知らないが。W3の絵はまぁ一発でわかる。

現時点での感想まとめ

 1周は間違いなく終わるとして、2周やるのか、これ?という気分ではある。英語版はもうやらん、と決めたので一切見ないとして、日本語の音声は今の所、聞いてみたいのと、数十時間やるのはパスしたい、ってのと半々。このダンジョンをはじめっからもう一回?いや、それはキツいわ