2020年4月21日火曜日

恐怖の世界/World of Horror

予告見て面白そうと思ったら買って損は無い。


伊藤潤二とラブクラフトの影響を受けて作られたというホラーRPGで、旧神が復活して世界が破滅するか、何らかの影響で死ぬか、復活を阻止するか、のどれかに達するまで遊ぶ。クリア後(阻止できなかったのも含め)実績で各種要素が解放される。
基本的に開放されてもほとんど楽にはならず、運よく強力な武器が手に入れば楽になるぐらい。
ゲームモードは以下の3つ。

  • クラシックモード
  • エンドレスモード
  • シナリオモード

クラシックモード

一番基本的なモードで5つの事件をクリアして、復活を阻止出来ればクリア。事件はランダム(シードを入力で固定も可能な様だ)、各種イベントもランダムでアップデートでイベントは増えるようだ。MODによってイベントの追加も可能なようで、Discordで様々なイベントが公開されている。
クリア時に条件を満たしていると選べるキャラクターが増えてゆく。

エンドレスモード

イベントだけランダムで発生する中でどれだけ何ターン生き残れるかを競うモード。50ターンで実績としては終わりのようだ。イベントだけなので、事件は起こらず現状あまり遊びごたえは無い。

シナリオモード

未実装。より事件捜査を中心とした短時間モードらしい?

クラシックモードでの事件の流れ

自室からゲームが始まる。色々要素があるが、風呂とへそくりぐらいしか使い方がわからない。これから実装されるのか、それとも私が使い方をわかっていないのか。
5つの事件から1つを選び、捜査を開始。
クエストをクリア(画面にどこを何回調査しろとか、アイテムを何回捨てろとか)して、〇の付いた場所を順番に調査していけば終わる。最初は操作がわからず面食らうが、慣れたら意外と簡単ではある。現在英語しか無いが、英語自体は比較的平易でそんな難しい事は無いと思う。

事件が始まると様々なイベントで怪我したり、精神的な障害を抱えたりする。怪我は金を払って病院で直せるが、精神的な障害はイベントでしか治らないので、基本的に治らないと思って問題無い。怪我は平気で累積するので、金に余裕があったら直した方が良い…のだが、時間が経てば経つほど破滅に近づくので、その辺はプレイヤーの判断に委ねられる。結構金が掛かるが、金はそんなに手に入らない。

仲間を増やす事が出来るが、学校の生徒はステータスを減らすヤツも居るので注意。ステータスは戦闘と各種判定で使われるが、あまりに低いと悪循環でどんどん状況が悪くなる。ともかくステータスは非常に重要で出来る限り維持しないとあっという間にゲームオーバーだ。仲間に敵の攪乱を依頼したり出来るが、確率で死ぬ。強力な仲間は難易度に結構影響するので、居なくなると困る。

戦闘はアクションポイント制で武器には様々なダメージ、速度、命中率がある。個人的には命中率はほぼ無視して良く、ダメージ>速度>命中率、だと思う。命中率は攻撃準備で命中率を一度だけ100%に出来るので、大体のゲームでそうだが、回転率でダメージを上回る事はほぼ無いと考えて問題無い。チュートリアルで拾った武器でも戦えると説明されるが、割れた瓶や枝にキャラクターの命を託すのは余りにもギャンブル過ぎるので、金物屋や犬の店で武器を買った方が良い。幸い、武器は壊れたり無くしたりする事は無い。運良く刀が手に入れば戦闘は大幅に楽になる。が、刀はどうやって手に入れたか覚えていない。シャベルのダメージ6に対して、刀は9!と、とても優遇されている。銃器もあるが、弾数制限があるので近接武器を確保した方が安定すると思う。…とか書いていたが、推奨能力値が高い場合ロウソクとかかなり強い!転校生とかが一気に楽になる。まぁロウソクが手に入るかはまた別なんだが。儀式ダガー辺りは結構手に入るのその辺がいいのだろうか。

装備は武器(A)、身に着ける物(B)、小物(C)の3つ。武器は既に書いたが、その他装備は装備スロットを増やしたり、パラメータを増強したり、各種効果を追加したり出来る。Bスロットの懐中電灯(知覚を増やし、光源になる)、Cスロットのコンパス(移動毎に経験値が入る)はあると便利だ。

キャラクターによっては呪文が得意な者もいるが、クトゥルフ物なので、呪文を使うと基本的に破滅が近づく。アンロック要素である能力値を増やす呪文は使い捨てだからすぐに使用して問題無いと思う。

大体慣れてきたら30分から1時間以内で終わるので、テンポは速い。事件をクリアする毎にセーブ可能だが、現在公式ではセーブ&ロードは非推奨になっている。

グラフィックに直接文字を書いていると思われるシーンが結構あるので、ローカライズは難易度が高い…というか、本当に一人で開発しているようなので、Discordとか見ててもローカライズは完成後の可能性が高い。現在はまだ未実装な要素が結構あるので、完成は早くても半年後ぐらいなんじゃないだろうか?

だらだら書いたが、徐々に追加される要素を見るのも楽しいので、買うなら早い方が楽しめると思う。

2020年3月29日日曜日

無料で市販ゲームを配るのは危険である

今から数十年前、ゲーム雑誌などにフロッピーディスク(後にデモ容量の増加に伴いCD-ROM、DVD-ROMと変化していった)が添付されていた。日本でも時々デモ版を添付していたはずだ。

欧州では専門誌(特定のPCのみ、例えばC64のみとか)の大半にはディスクが添付されており、ゲームの体験版を遊べるのが普通だったのだ。ちなみに東欧とかではカセットテープが付いていたらしい(8bit機しか無いとか、そもそもフロッピードライブが高価だったりとか)。

ある時、製品版のゲームが添付された。発売されたが特に話題にもならなかった結構前のプラットホームアクションだったようだ。が、雑誌のこの号が凄く売れた。負けられん!という訳で各誌対抗して製品版のゲームが添付され、付くゲームもどんどんエスカレートしていった。フルプライスのゲーム、より新しいゲーム…挙句にはバランスオブパワー1990版までついていた。

流石に雑誌会社も「これは不味い」と思ったのか各社が協調して製品版のゲームを添付するのはお開きとなった。この間半年も無かったと思う。雑誌会社の実弾の問題も大きかったのだろうが、どうやらゲーム自体の売り上げにも影響があったらしい(この辺伝聞なので資料的な物はWebを探しても見つけられなかった)。

現代にあってはゲームは情報が簡単に手に入り、昔に比べれば非常に安価な値段で楽にゲームが手に入る。認知度を上げるには考慮すべき手段なのかも知れないが、古いゲームならともかく、無料で配られたゲームは無料で配られたゲームでしかなく、会社は「ゲームを無料で配った会社」となる。期間限定とかならともかく、そんな古びてもいない作品を無料で配布するのはデメリットの方が大きいと考える。

ユーザの欲求は絶対下がらないモノなのだから、少々古いゲームを無料化した所で見向きもされない様になるかも知れない。実際配られるゲームはどんどん新しく、規模の大きなゲームとなっている。私個人としてゲームは文化事業であるとは考えていないのだが、GOGとかは古いゲームをメンテして販売している(Steamは自社以外の製品は全くメンテしない。なので動かないゲームも沢山ある)から彼らは確かにゲームに対して文化的貢献をしている。もちろんそれには金が掛かる訳だ。だからゲームは文化や芸術である、と唱える人から何か提言があっても良さそうなものだが、全くそういうのは聞こえてこない。まぁ言っても「無粋な事言うなよ」とか言われるのが落ちだから言わないのか?

ゲームを買う事もゲームの一部だと思う。例え「ふざけんな!」って作品であっても私は返金を求めた事は無い。実の所、本当に動かなかったゲームとかでも。それもゲームの一部だと私は考えている訳なのだが、まぁそう考える人は稀なのを置いておくとしてもだ、市販ゲームを無料で配るのは長期的に見てメリットを見いだせず、危険であると私は思う。

2020年3月1日日曜日

Jenny LeClue - Detectivu

(2020/4/21追記)
音声収録が終わったそうで、Apple Arcade版には音声が搭載される模様。
(追記終わり)

この作品は未完成。途中までは結構面白い。


どこが未完成なのか?実はこのゲームエンディングが無い。これからどうなる?って所で「つづく」って出て終わる(本当)。

まぁ開発者側に色々あったのは、発売が約2年遅れた過程で書かれてはいたが、その割には色々削られて…まぁ多少削られるのはしょうがないとしてもだ、Mass Effect3エンディングってのはどうなのよ(そういや、あれDLCでエンディング出すって言ってたのどうなったんだろうね…出てた。まぁOriginアンインストールしたからもういいけど)。実際、開発アップデート2018年10月では、エンディングを明確にするために調整を行ったと書いてある。

作品は丁寧に作られていて、移動シーンが少々苦痛なぐらい長いのを除けば。
こういう人には向かない。

  • 完成したゲームしか認めない
  • 謎解きは可能な限り複雑な物を
  • 素晴らしい完成されたストーリー!

この作品にはこれらが全て含まれていない。

ティザーで行った選択がどうこうってのは実際にはほぼ無い。そもそも懐中電灯のアップデートは無い(というかそれが無いとあるキャラクターの意味がかなり減るのだが)。色々困難が重なってようやく完成したのがこのゲームなので、野心的だが、上手に実現しなかった作品ではあるのだろう。なのでセールとかで買う分には私は問題無いと思っている(私はBackerでDeluxe版を買った)。

でだ、KickstarterでEpisode3まで書かれているが、Episode2ですら難しいかな。声を入れる事になっていたが、それも行われなかったし。とはいえ、美しいアートワークとかは見ての通りなので、その辺は期待に応えてくれる作品だ。ゲームとしてはかなり一本道なのでその辺は覚悟しておいた方がいい。

書き忘れていたが、この作品、日本語も対応している。極一部翻訳ミス、未翻訳があるがプレイするには支障無いだろう。翻訳者がミスしたというより、開発側の説明や、適用が間違っているのだと思う。

2020年2月23日日曜日

Windows 10環境でのKohan 2 Kings of War起動

(2020/3/29追記)
以下の方法を使うとゲームは立ち上がるが、OS側でフォントの不具合が起こると連絡を受けた。2バイト系のファイルで文字化けが起こるようだ。
コントロールパネルのフォントから「MS ゴシック 標準(あるいはMS Gothic Regular)」を削除する事で回避可能…なのだが、環境によってはMS Gothic UIとか使っている可能性があるので、フォントを一時退避するなり、システムフォントの変更が必要になる。
(追記終わり)

普通に立ち上げると、フォント絡みのエラーが出て立ち上がらない。
管理者権限とか色々試したものの、まともに起動しなかった。

Steamのフォーラムで、解決方法を書いている人がいた。
Kinjaさんという人の書き込みだ。

コントロールパネルから、




こんな感じで選んで行って、Betaに✔を入れる。再起動を求められるので、再起動すると、私の場合起動可能になった。
Fontを変更するのよりは楽だと思う。ただ、この設定なぜか消える事があるようなので、立ち上げに失敗した場合は再度確認してみよう。

Graveyard Keeper

徹頭徹尾つまらない。



謎の村の墓守にされて、どうこうというゲーム。途中で放り投げたのでそれ以上は知らない。
マップは無駄に広いが、それが良い方向に働く事は無く(なぜなら、物置いたり作ったりできる場所は限られているから)、しょぼいスタミナを管理しつつ、大して何が起こる訳でもない墓守作業を少しづつ進める事となる。
例えていうなら、攻略順序が全て決まってるクラフトゲームみたいなもので、作業している結果、出来る事が増えて、更に出来る事が増える、みたいな事は一切起きないので、二日目ぐらいで飽きてきた。
それでももう少し進めてみるか…と努力はしたが、フラストレーションが増えるのに比べて出来る事はほんとうにわずかづつしか増えない。大して使い道の無い資材を少しづつ集めて、寝るぐらいしかやる事が無いのだ。

ただでさえフラグを立てるのが面倒なのに、フラグを立てられる時間が決まっているので、時間を置いたうどんがどんどん伸びるに任せている様な状態だ。どんぶりから溢れそうなぐらい伸びた麺を貴方は食べたいか?

こんなソフトが出るぐらい、Stardew Valleyって当たったんだな、と考える事が出来るのが唯一の良かった点。

2020年1月2日木曜日

2019年ベスト&ワースト

2019年ベスト&ワースト 
ベスト&ワーストは私が単にその年遊んだゲームから選ぶ代物で発売年等は一切考慮しない。 

2019年ベストゲーム
World of Warcraft Battle for Azeroth(Windows) 
Classicを遊んでいる途中に、ちょっと再開したら止められず延々遊んでいる。
Monk以外カンストしたの初めてだ。同時に育てるキャラは減らさないと少しまずい。


16年ぐらい前に公開された予告映像の8Kリマスター。拡張パック等で山ほどシネマティックシーンが作られたが、結局この予告を超えるシネマティックは登場しなかった。近年になるほどシーンの馬鹿々々しさが増すのは何故なのだろう。

次点はWorld of Warcraft Classic。私が一番熱心に遊んでいた頃(つまり発売当初)の物では無かったが、独特なスポーンシステム(現在は廃止)や計算されつくされた序盤からの流れ等は見ごたえがある。新しいプレイヤーがこれを遊ぶのは無理だろうから(本編やった方がいいだろう)これに結構なリソースをつぎ込んだBlizzardを褒めるべき所なのだろう。

2019年ベストRPG 
Pillars of Eternity(PC) 
2018年に続き、2019年もこのゲームを遊んでいた。私は定型的なプレイしかしないので、色々試してみないと気が済まないタイプのプレイヤーには相当甘美な地獄なのだろう。
そんな私でも驚きの展開があったりするので、本当にRPGの金字塔の一つなのは間違い無いだろう。


9時間40分ぶっつづけソロクリア。ソロでも相当な悪党でもプレイ可能な本作。間違いなく私には遊びつくせない。

結局、あまり売れなかったのか、2作目で止まってしまったものの、シティアドベンチャーが楽しめるRPGはこのゲーム以外にはほとんど無い。正直言えば、BackerキャラのOFF/ONが欲しかったが、このゲームの成り立ち上、それは無理なんだろうな。

2019年ベストサウンドトラック 
World of Warcraft Classic(PC) 
Stormwindに帰ってきた。こう感じさせるような曲というのは中々無い物だ。15年前に聞いた時にも相当感動したものだが、今聞いても良い曲だと思う。旧世界の曲は本当に素晴らしい曲が多い。Classicを遊ぶと曲もゲームプレイの一部だと理解する事が出来ると思う。



2019年ベストエクスペリエンス 
Oculus Quest(Oculus) 
とっくにVRの時代は始まっていたものの、ほとんど踏むこむ事無く現在に至った訳だが、プロジェクターを物色していてこれを買った。ゲーム機としては正直まだ方向性があやふや過ぎる状態だが、VRがついにモニターを越えたのを実感した。もちろんモニターを使用するゲームはこの先もしばらくは残るだろうし、VRが全てのゲームを席巻するのは様々な困難を越えた先の話だ。多分、IPv6が100%になるぐらい夢想の世界だから「これからはこっちです」という事態を心配する必要は無い。ありえない代物が目の前にある感覚というのを是非何らかの形で実感して頂きたいと思う。百聞は一見に如かず、というのを体験する事は生涯においてそれほど無いだろうから、試してみる事をお勧めする。




2019年ワーストゲーム
Bloodstained: Ritual of the Night(PC) 
一瞬も面白いと思わせない手腕に熟練の技を感じる。要素は多いが、なんでも山盛りにしてある不味いラーメン屋みたいなもので、とりあえず入れてあるだけだ。武器は山ほどあるがまぁ大体がゴミでしかない。基本的にファンディスクみたいなものなので、ファンじゃない人間には無意味なゲームだ。こんなものにBackした私が馬鹿だったとも言える…まぁそれはこのゲームに限った話じゃないが。

2019年最もガッカリしたゲーム 
Blashphemous(PC) 
グラフィックと世界観がどんなにすぐれていても、ゲームがどうしようも無い代物はどうにもならない。わかりきっていた話だが、本当にグラフィックと世界観は素晴らしかった。まぁその点には後悔は無い。これでゲームがもう少し遊び甲斐のある作品だったら別なのだろうが、目の前にあるのはひたすらダメージを与えてくるステージと、山ほどの即死トラップだ。面白くもない忍者くん 阿修羅ノ章だ。

蝋細工のコントローラープラチナアワード
Joy-Con(Nintendo Switch) 
買った日からドリフトに見舞われる。製品としての信頼性はかなり低いのだが、ゲームによってはこの腐ったようなコントローラーで繊細な操作を要求される。私がゲーム機を買ったら必ず予備のコントローラーを準備するのだが、この腐れコントローラーはどうせ買っても腐ってるのだから予備は要らないと思う。多分、コントローラーとして使わない分には問題無いので、わっかとかに嵌めて置いたらいいのでは。携帯機のコントローラーはあれだけしっかり作るのに、据え置きになると「ここで安くしなければ!」とでも言わんばかりに安い部品、安い設計にするのは何故なのか。WiiとDSの余った部品(部品には罪は無いが)を酷いデザインの基盤に実現して、プレイヤーをイライラさせるのを目的としたコントローラーにしか見えない。その点での完成度は非常に高い。流石任天堂だ。

iFixitのサイトで対策方法が載ってるので可能なのだが、問題は部品だ。Amazonとかには沢山売っているが、品質の程は不明。評価が高かったらそれの偽物がマーケットプレイスで売られるというAmazonの仕組み上、博打みたいなものだ。昔みたいに問屋に売ってたら楽だったのにな。まぁそれはそれとしてSwitchほとんど稼働してないからとりあえずお互いが平和で済む。

2019年EA賞 
EPIC(EPIC)
Steam興行の試合に、手に鎖結びつけていきなり観客ぶん殴るようなレスラーが登場。それがEPICだ。昔のWWEの悪役を複数合体させたような悪行三昧だが、いつまでヒールを続けられるのかは、実弾次第なんだろう。まだしばらくは持つと思うが、永久には続けられない。人気を出すにはもっと悪行が必要なのかもね。Steamから販売済みのその会社の作品下げさせるぐらいの。というのをやりかねない無法物がEPIC。少なくとも下品さでは歴史に残ると思う。
次点はAtlas(SEGA)。もうこの会社は駄目だな。まぁSEGAの下請けで続けては行けるんだろう。

2019年恥知らずな会社賞 
Steam版で予約取って、EPIC専売にした会社全部(EPIC)
EA以上に恥知らずな会社が出てくるというのが21世紀という感じだが、「ユーザの事を考えてEPIC専売にしました」という言い訳以前の事を広報が述べるという異常事態にみんな慣れてしまった、というなんとも言えない年だった。新しく出るゲームがEPIC専売なのは個人的には構わないと思う。EAだってやっていたし。でもかっぱらうのは駄目だろう。とはいえ、蛇の様に執念深いゲーマーが居る世界でこれをやるのも勇気がある事だとは思う。悪評ってまず消えないからね…。

2020年展望
今年は豊作だったみたいな話を聞くが、私は異世界に住んでるのかそんな実感は全く無い。2020年の展望…Outer WorldsとAtomic Heartは去年も書いたな。Outer Worldsは今年解禁されるので、買う予定。Kickstarterのゲームは夢から現実への流れが加速して、出ないゲームはいつまでも出ないし、ベータは永久に続く。FIGですら約束を反故にする製作が現れる始末でクラウドファンディングは斜陽甚だしい状態ではある。PHOENIX POINTについては正直調べるのも馬鹿々々しいので今後Steamでどうなるとかは調べていない。

VRはどう利用するのかが未だ手探り状態が続いている。ただ、新しい体験としては本当に素晴らしい。モニターの上では特に印象に残らなかった物がVRになると強烈なインパクトになるのだ。騒ぐ人がいた理由も今では良く分かる。こりゃあ騒ぐわ。VRはまだ進化を続ける(出血しつつも)だろう。将来性の程はわからない。少なくともゲームセンターでの命脈はかなり厳しい状態だ。
一瞥して軽く障害が10点以上ある訳だ。これだと男性しかほぼ遊べない。だったら店員一人つけてQuestでも足りる訳で…。ヘッドセット自体が大幅に進化しない限り、公共の場でのVRの将来性は残念ながら低い。

ただ、他の分野での需要も増えているのでゲーム周辺機器として生き残る必要はそれほどなくなった。だからHMDの二の舞にはならない。VR元年は本当だったのだ。今何年なのかは知らないが。

2019年12月29日日曜日

Star Wars: X-Wing


LucusArtsは8bit時代からゲームを作っていたが、1988年に1942年の太平洋戦争を扱ったBattlehawks 1942を皮切りにWW2のゲームをTotally Gamesと共に作り始めた。その技術の蓄積…かどうかはわからないが、1993年に作り出されたのがStar Wars: X-Wingだ。プレイヤーはX-Wingのパイロットとして、ミッションクリア型ゲームに挑む事となる。最終的にはデススター上空の戦いで生き残り、例のトレンチランを行う。


多彩だが、ミッションに特に新鮮味は無い(そりゃあ基本的にはWW2の構造と一緒だから)ものの、音楽、効果音等は間違いなくStar Warsのモノで、AtariのStar Warsが最高傑作だった、という記憶が塗り替えられた瞬間だった。後年ナムコがスターウォーズバトルポッドとか言う「なんで今更こんなくだらねぇゲーム出したんだろう…」という謎のゲームを出したが、結局デススターの戦いはこの作品以上の物は出なかった。

宇宙空間なので失速する事は無く、初心者にも操縦しやすい。運動エネルギーはあるので、簡単に自由自在に飛ぶ事は出来ないが、このゲームでのX-Wingは強力な変更シールドは前面と後面に分かれ、エンジンの動力割り振りによって速度を犠牲にシールドを強化したりできる。私は下手だったので、いつも速度を削ってシールド回復にパワーを回していた。で、四苦八苦してトレンチまでたどり着いた物の、強烈な対空砲火以上に、映画には存在しないT型のアーチや様々な障害物があり、これに激突すると即死してしまう。速度を落とせば簡単に回避できるものの、今度は対空砲に撃ち落される。ちなみにトレンチ外に飛び出してしまうとミッション失敗だ。
 
店でクリアした人と話していたら、「スピードが足りてない思いますよ、あと後部シールド切ってますか?」切っていないと伝えると「それじゃ無理です。思い切ってシールドはギリギリまで落として、速度を限界まで上げてください」

実際やってみた。障害物は恐ろしいものの、対空砲火は全然当たらない!…冷静に考えたら映画でもそんな事言ってたな。とはいえ、何回かの激突死を繰り返し、初のプロトン魚雷射出は見事に外れ、次に発射後の上昇に失敗し機体がぶっこわれ…を繰り返しているうちに、ああ、ルークと違ってフォースは無いので攻撃コンピュータが必要です。あれって無くても当たるんだろうか。遂にデススターの破壊に成功した。

原作のあるゲームはゲームとしての面白さ以上に、フレーバーが大切だと思う。その点、このゲームは素晴らしい内容だった。宇宙戦闘ゲームとしてはその後今でも最高傑作となるFreespace2が出たが、トレンチランはこのゲームが最高傑作だと思う。ただ、今の人が遊んで面白いゲームかと言われると「無理かな」と思う。

STAR WARS™: X-Wing Special Edition
GOGで今でも購入可能。もちろん現行のOSでちゃんと動く。その後TIE Fighterとか色々出たが当たり前だが、トレンチランみたいに盛り上がる訳では無いのでゲームの豪華さは増すものの、結局この作品を越える事は無かった。

Star Trek: Bridge Commander
その後Star Trekの佳作Bridge Commanderを出して、WW2物のSecret Weapons Over Normandyを出したりしたが2015年に消滅したらしい。

で、調べている最中、初めて知った事があった。デススターのトレンチは私はずっと赤道部分だと思っていたのだが、実は経度だったのだ。結構驚いた。スターウォーズマニアの常識なのかも知れない。ひょっとして有名な話なのか?