2017年4月15日土曜日

Darkest Dungeon

そこまでしてプレイヤーに嫌がらせしたいモノか?

Darkest Dungeon Release Trailer

素晴らしいアートワーク、優れた音楽、最悪のゲームデザイン。
ゲームデザインそのものが悪いという事では無いが(優れた部分も多い)、ともかくデザイナーの何が何でもプレイヤーに嫌がらせしたいという執念は間違いなく感じられるはずだ。ともかくプレイヤーを不快にさせる努力なら、ここ20年でベストに選んでも問題無いと思う。それだけ膨大な努力を払って成し得た偉業とも呼べるのが

この腐れゲームだ。

ある程度どれだけ嫌がらせをしてるのかはわかってはいた。…が、そんな甘い予想を完膚なきまでに破壊する2度と経験したくないゲーム体験を貴方に。因みに先に書いた通りアートワーク等ゲームデザインを除けば本当に優れたゲームだと思う。マイナス属性の部分が抑制されて、レベルももっとマシになればかなり楽しいのでは無いだろうか。実際には目の前にあるのはこの腐れゲームな訳だが。

速攻でレベル上限に達する。ダンジョンに潜る度にマイナス属性を背負い込んでくる。ゴミしか入っていない宝箱。(しかもトラップでマイナス属性をぶち込まれる。結論から言えば開けない方がマシ)ともかく、プレイヤーのやる事には高確率でマイナス要素がある。…というかマイナス要素は多いが、プラス要素って全然無いんだよな。理由はともあれ、ダンジョンに潜らないのがベストだ。(どうでもいいストーリーが語られるが、本当に記憶にも残らない、どうでもいい話。)そういや、日本にもそういうデザインする人いたね、でもこっちの方が10倍ぐらい凄いよ。

難しい、と汚いは全然違う。このゲームのデザインは正真正銘やり方が汚い。
「今のダイスの目、6だから」と言って目の前でダイスの目を変えられるぐらい汚い。
最初から「僕はズルをするのがプレイスタイルなんですよね」とか言ってる馬鹿相手にゲームしているような気分。人によってはこういうのが挑戦とか言ってる人も居るだろうが、私はこんな腐れゲームは勘弁だわ。

余談だが、こういう人に嫌がらせをするのが何よりも大好きというマスターはTRPG時代に結構居た。またそういう馬鹿を持ち上げるヤツが居たりするのな(笑) いつの時代も構造は変わらんね。

しかし、昔からそうだが、クトゥルフ物って本当に呪われたジャンルで、作った会社は碌な目に合わない。考えれば分かるはずだが、アレでゲームが面白くなる訳無いだろ。まぁそれだけ製作者が魅力を感じるジャンルなのだろうが。

2017年3月19日日曜日

CHASE 未解決事件捜査課 ~遠い記憶~


「-CHASE- 未解決事件捜査課 ~遠い記憶~」紹介映像

3DSのダウンロード用ソフト。キャラクターを見て分かる通り、ウィッシュルームのスタッフが作っている。

値段は\800円と非常に安価。タイトルからしてエピソード形式を考えていたのかも知れないが、恐らく次回は出ないのでは無いだろうか。
例えば推理物のドラマの第1話前半だけ見るような物だ。実際、逆転裁判の最初の裁判よりも短い。キャラクターは魅力的でもこれではどうしようも無い。コレ買って続き買いますか?って聞かれたら買うのは3割以下だろう。そもそもダウンロード販売を利用する人口が少ないのだから、それは致命的と言うものだ。

先に書いたとおりキャラクターはとても魅力的…とは言えないまでも問題無い範囲だと思う。一番問題があるのは構成だ。一々、何月何日、何時何分まで出るのだが、本作では日付も時間も意味は無い。「何か重要なのか?」と思わせられるが脳のテンポラリを奪われるだけで全く意味が無い。内容がとても薄いのに更にテンポも悪く、しかも警察機構である意味もほとんど感じられない。(これからだって?そりゃ出ればの話だよな)

なんというか出し惜しみしすぎ。フックが何も無い。予告でアバンを除いた最初の5分を見せて「続き見ますか?」って言われたら大半の人はフックが無けりゃ見ないよな。序盤のダラダラした遣り取りに費やすぐらいなら、ばっさり切ってフック作らないと…。食堂に入って、青年誌で知らない作者の途中の話を見てるような感じだ。そういうので続き読みてーってなるか?ならないよな?

惜しいとか惜しくない以前の問題だ。このゲームには中身が無い。それだけだ。

2017年3月18日土曜日

Titanfall 2

Titanfall 2 Angry Review

全然予期していなかった面白さ。(シングルキャンペーンのみ。マルチプレイは遊んでいない)

Battlefield 1と一緒に買うと安い、というしょぼい理由で購入したTitanfall 2。一段落ついて色々遊んでいた訳だが、べらぼうに長いダウンロードを経て遊んだら…スゲー面白いじゃないですか、これ。

Titanと呼ばれるAI搭載のロボット兵器戦闘と、パイロットと呼ばれるTitan乗りによる歩兵戦闘の、2種類のゲームが合わさっているが、ゲームは更にブレンドしまくりな内容で、歩兵戦闘はCoD MW1+PoP Sands of Time+Haloで、ロボット兵器戦闘はMech物と日本のロボット物のハイブリッドな感じだ。歩兵の時はジャンプ、ダッシュ、スライディング等で非常にスピーディな戦闘を行い、ロボットの時はそれなりに重量感のある兵器を操る事になる。今回調べていてわかったのだが、Respawnは元Infinity Wardの開発者が多いのだそうだ。なるほど。

歩兵戦闘はかなりアクション寄りで、走り回って殺すのが推奨されているようだが、そうしなくても楽しめる。実際私はセミオート系の武器を中心に戦ってた。とはいえ、本来は走り回り、壁をジャンプしてスライディングしながら戦うのが推奨のようだ。…まぁ私の操作能力ではそりゃ無理っぽいわな。ただ、ショットガンで一人を撃ち殺し、もう一人をパンチするみたいのが簡単に出来るので爽快感はかなり高い。7.62ミリで4発撃っても死なないゲームがある時代にこの爽快感は貴重だと思う。ああ、あれ歴史考証正しいんでしたっけ?君が歴史を作れって事ですか?

歩兵戦闘での問題は、武器の装弾数が厳しくてあまり好きな武器を使えないという事だ。もう少し弾薬に余裕があるか、弾薬ステーションみたいのがあっても良かったんじゃないの?それと似たようなデザインの銃が多くて初めて見るとどんな武器なのかピンと来ない。とりあえず一発撃って「ああ、ショットガンなのね」とかわかる。結果的に戦闘中にぱっと拾う気にもならない。銃の名前だけじゃなくて、アイコンか何か付いていた方が良かったんじゃないのか。まぁ走り回って銃撃ちまくるゲームじゃないだけでも近年珍しいから贅沢といえば贅沢な悩みなのだろう。

ロボット兵器戦闘は武器を除けば素晴らしい。武器は…ステージを進めると一つづつアンロックされてゆくものの、「…何に使うの?これ」という武器がほとんど。アンロックしても全然ありがたくない。ゲームの内容だからしょうがないのだが、個人的には部位ダメージとかあった方が盛り上がったと感じる。…マルチプレイヤー用のゲームだからしょうがない話なんだろな。マルチではそうじゃないのだろうが、敵歩兵相手ならほとんど無敵だ。ジャンプ出来ないので、歩兵戦闘との差別化も良く出来ていると思う。敵タイタンに一斉射撃が決まったりすると「おおー!」という気分になる。

出来れば乗ったままタイタンフォールというのを経験して見たかったのだが、落ちてから乗るのがシナリオ上のルールらしい。ムービーで見た時には絶対そういうのがあると思ったが…残念だ。あと、105ミリみたいのが1門、肩とかに付けられたりとかバリエーションがもっとあると良かった。歩兵戦闘は無くてもいいからさ(苦笑)

キャンペーンが短いという評価もあるようだが、この長さでも問題無い。私の場合大体6時間程度だったが、これが20時間になってわんこそばシューターになるぐらいだったら、こっちの方がずっと良い。音楽は悪くは無かったのだが、これぞ!という曲も無かった。割りと残念だ。テーマ曲っぽいのが掛かったりしたら盛り上がったんじゃないのか。そういやCoDも曲はパッとしないのが多かったな。CoD:MWだけ奇跡的に素晴らしい部分があっただけで。

シングルが良くてもマルチの人気に比べたら売れないものなんだろう。Overwatchがあれだけ売れるのだから、もうシングルの命運はほどんと尽きたのかも知れない…いや、とっくに尽きている。私が認めたくないだけで。…いや、Far Cryとかあるか…。だから面白いシングルが遊べるだけでもこのゲーム本当に買ってよかった。

そういや、Originではいつの間にか言語設定オプションが付いたので、英語版でも遊べるようになっている。(但し近年のだけ)選ぶと47Gダウンロードとか出てビビるが、差分だけ落とすので1日待ったりしなくてもいい。日本語だとクーパーは誠実そうな感じで喋るが、英語版だとそうでもない。その辺の違いが結構面白い。

2017年1月2日月曜日

2016年ベスト&ワースト

ベスト&ワーストは私が単にその年遊んだゲームから選ぶ代物で発売年等は一切考慮しない。

2016年ベストゲーム
VA-11 Hall-A (PC)
シナリオに好きな物を全部ぶち込むと、崩壊するのが普通だが、このゲームは奇跡的に崩壊しなかった作品だ。作者の好きなアニメ、特にバブルガムクライシスの影響が大きい…見た事が無いのでWikipediaの情報を見ると、影響の程がわかる。また、とんでもない数のインターネットミームがぶち込まれていて、それについては正直最初は理解出来なかった。Dogeとか知らなかったし。…ああ、ゲームネタ、モンティパイソンネタも結構ある。
が、特にそれについて知らなくてもゲーム内で必要な情報はほとんど得られる。主人公も含めて多くの人は様々な悩みを抱え、それは必ずしも解決しない。なんとかならないとしても折り合いはつけなくてはならない。そんな内容が異常な数のレイヤーで構成されたシナリオはとても読み応えがあった。一周読んだだけでは正直3割も理解出来ないだろう。
作品の中ではとんでもないディストピアが展開されているが、実際にはある程度は今現在地球上に存在している世界である。とは言ってもそれを知らなかったとしても住んでみたいとは思わないが、グリッチシティはとても魅力的な都市だ。


2016年ベストロールプレイングゲーム
Chroma Squad(PC)
Steamからは版権の関係でサントラしか買えないが(BandcampはFLAC付。URL先で試聴可)Humbleから買う事が出来る。ゲームを遊ぶのに支障の無い程度には日本語化されている。
自費製作の戦隊ヒーロー物の経営RPGだ。この会社の作品はいつもそうだが、メタ的な構造をしているので真剣な戦隊ヒーローファンには受けが良く無いのかも知れない。私はSF映画は良く見るが、特撮は正直疎いのでこれがどれだけ現代的特撮テイストなのかさっぱりわからない(ネタもほとんどわからない…ゴレンジャーも見た事無いし…)
戦闘は勝利条件が決まっていて、且つ視聴者受けを狙わなければならない。例えばボスを5人連携の必殺技で倒すとか。視聴者を増やし、ファンを増やし、段ボールの装備をもっとマシな物にして、スタジオの設備も増やし…という経営要素がある。キャラクターのレベルがシーズン固定なので、装備が重要となるので経営要素のウェイトは高い。
サントラはかなり良かったのですぐにBandcampで買った。ちなみにゲーム本体の製作はブラジルだ。二人の内、新しい音楽担当は恐らく別な国の人だ。

2016年ベストストラテジー
Hearts of Iron 4(PC)
フレーバーが圧倒的に不足しているので、音楽だのリーダーの顔のMODを増やして遊んでいる内にそれなりに楽しくなってきた。…まぁWindows10にしたらIron Crossが動かなくなったというのも大きいのだが。制海権、制空権の効果が激増し、今までゲームであまり役に立たなかった要素が大幅に強化された部分は評価出来ると思う。また、3でやろうとして失敗した機動戦もプレイヤーが頑張れば出来るようになったため、作戦規模として電撃戦が可能になった。国の重要拠点の失地状況で降伏が発生するため、ドイツはウラジオストックまで進む必要が無くなった。しかしまぁ「我々はニッチなジャンルを狙う」と言っていたParadoxの歴史ゲームが普通にメジャーな作品になったのだから、凄い事だ。10年前にParadoxがメジャーになるとか聞いたら「…いやいや(笑)」とか言っていたに違い無い。


2016年ベストアドベンチャー
FireWatch(PC)
アメリカの広大な国立公園には火災が発生するのを防ぐための住み込みの監視員が居るらしい。主人公は訳あって(オープニングで事情は明らかになる)そこで過ごすことになる。ゲームは結構短いが、正直この内容で長かったら辛いとは思う。
画面は非常に絵画的で美しい。個人的にはウォーキングシミュレータ系は余り好きでは無いのだが、別に敵と戦う訳でもなく、材料を拾う必要も無く歩くのは興味深い。舞台はずっと同じ場所だが、景色は徐々に変わってゆく。
こんな作品が世に出て一定の評価を得られるようになるまでゲームというジャンルは成熟した訳だ。



2016年ベストドライビングゲーム
DiRT2(PC)
しぶとく誰も喜ばないのに消えないGFWLだが、Steamのフォーラムに無しに出来る方法が紹介されていた。(マルチプレイヤーが出来ないそうだが、元々やらないので関係無い)
DiRT Rallyは私には少々難しすぎて(PCのスペック的にも)イマイチ乗れないが、2は未だに走ると面白い。何よりもリプレイが非常に良い。2009年のゲームだが、未だに時々遊んでいる。


2016年ベストサウンドトラック
VA-11 Hall-A(PC)
Michel ”Garoad” Kellyによる40曲超のサントラはbandcampで購入できる。
ジャンルとしてはシンセウェイブ(?)と言うらしい。
曲数が半端じゃない(実際にはジングルも入っているのでもう減る)がまぁとても聞き応えがあり、携帯プレイヤーに入れてしばらくの間ずっと聞いていた。
バーでは12曲をジュークボックスに入れられるのだが、未だにベストな組み合わせで悩む。とりあえず、最初の1曲目はWelcome to VA-11 HALL-Aで決まり。


2016年ベストキャラクター
Jill Stingray(VA-11 Hall-A)
27歳の筋金入りの頑固者にして説教魔で喫煙者というキャラクター。
ゲームでバーテンダーというと日本ではサブキャラクターで寡黙で情報通という印象が強いが、彼女は主人公でカクテルを出すのが仕事でとても良く喋る。
ともかく、このゲームの魅力の何割かは彼女の様々な魅力に負う部分が大きい。

2016年ワーストゲーム
Watch_Dogs(PC)
「これは実際のゲームプレイ画像です」なんてのはもう誰も信じなくなったが、Ubisoftはそれが大好きらしく、どんなに叩かれても決して止める事は無い。
まぁグラフィックについては発売前からわかっていた話なので驚きはしなかったが、ゲームはプレイヤーは一体どこに興味を持てばいいのか?という、全く興味を持てないキャラクター(最近のAAAのトレンド)、どうでもいいシナリオ、イライラさせる操作性等々を満載した作品だ。2が面白い作品なのに売れないとか言われているらしいが、2がどうこうじゃなくて、この作品があんまりな出来だから買われないだけだ。

2016年ここ10年で最悪のシナリオ
ペルソナ5(PS3)
「大人はみんな嘘つきだ!」かどうかは知らないが…ええとこれ中学生じゃないの?
自分とその取り巻き以外は全てクズ…というシナリオで世の中には普通の人だって一杯いるだろうよ、と思わせてくれる。P4Dは人に記憶させないために如何に興味を持てない話を書くか、というチキンレースみたいな話で「いくらなんでもコレはねぇだろ」って話だったが、アレを軽くぶっちぎるぐらい酷い。
酷い箇所は序盤、本編、終盤。友人にそう言ったら「全部じゃん」と言われたものの、間のごく薄い部分はそんなに酷く無い。ともかく本編がとても酷い。

こんなヒデェ話で「ネタバレすんな!」も何もあるかよ。
回想シーンに主人公に一切会う事の無い人物が出てきたりとか、もうデタラメもいいところだ。誰の回想なんだよ?ひょっとしてシナリオ書いた人は回想シーンってどういう物か知らないのか?

2016年ワーストデベロッパー
Atlas
「ネタバレすんな!」って書くのはシナリオがアレだからという一般的印象を見事に補強した酷いシナリオ、延々延期して…これなのか?プレイヤーに対して嫌がらせをするのが何より好きな開発者というのがいるが、ここにもそういう奴が居るのか、今まで目立たなかったのか…いずれにしても「お前一回これ素の状態でやってみろ」と思う。

2016年ワーストキャラクター
坂本竜司(ペルソナ5)
「お前、いいからもう黙ってろ」
多分、本来こんなキャラクターじゃなかったのでは?と思うぐらい本編での扱いは本当に酷い。
普通トラブルメーカーのキャラは良いと悪いの間を行ったり来たりはするんだろうが、悪いに傾き出して「おいおい、いつ振りを戻すんだよ」と思ったら戻るどころかどんどん酷くなってゆく…。
本当に80年代のJRPGヒロイン(それも酷い奴)みたいな…ああ、アトラスはこういうレトロ信仰あるんでしたっけ?
手間のかかる子程可愛いって人も居るんだろうが、こっちには面倒見る謂れは無いので無視したいところだが、最後まで付いてくる。

坂本は怪盗団に必要だと思いますか?
|            0.1%
#プレイヤー 坂本いらなくね?


2016年最もガッカリしたゲーム
XCOM2(PC)
XCOM+Longest Warがとても面白かったので、とても期待は高かったが発売日に遊んだゲームは本当にしょうもない設定倒れの物だった。
「地獄のハイウェイ」だと思ったら「地球の燃えつきる日」だった。ぐらいの、のんびりしたゲームでしょっぱいカスタマイズ要素がまた目に染みる。1より良い所も…あるのかも知れないが総じて大きく劣化している。曲は全く印象に残らない。それとエイリアン、お前らもう少し真面目にやれ。あんなデカい代物がそこら中飛んでるのに円盤はどうしたんだよ。

2016年EA賞
EA(EA)
第一次大戦!その魅力的な響き!…は、走り回って連射銃を撃ちまくるという…。これで「史実に忠実」とか流石に唖然とする。
Maxisブランドも遂に全部破壊したので、いやSimsは虫の息だけどまだ死んでないのか?次はBiowareかな。また意味不明なマイクロトランザクションを復活させたりとか、続きは小説でとかやってくれるんだろう。

2017年展望
Tokyo Dark、Jenny Le Clue、BATTLETECH等々…KickStarter発の作品が出そろう。
KickStarter発のゴミみたいな話題作は概ね発売されて一掃されたので、最初の勢いは取り戻せないまでも、もう少し活性化して欲しい。
Red Dead Redemption2が出るので、PS4かXboxOneを買わなければならない。でもとても楽しみだ。
Conan Exilesはガッカリするんだろうが買うんだろうな…。

2016年12月4日日曜日

Heart of Iron IV

Hearts of Iron IV - "Take Action" - Release Trailer
圧倒的に足りていないフレーバー。

ゲームとしてはかなり意欲的なデザインで、デザインとしてなら見るべき点(制空権の明確化、戦線の構築等)も多いのだが、学習曲線としては3よりはかなりマシなものの、ともかく分かりづらい。2と比べると一見自動化された部分が多いように見えるものの、結局の所前線は自動化すると洒落にならない結果を生むことがある。前線を維持するのはギリギリなんとかなりそうだが、「やっぱり自分で操作しないと駄目なんじゃないのか?」と思わせられる事が多すぎる。いっその事、「前線別」に戦力を投入して双方が自動化(攻勢をかけるとか、防衛するとか決めて)した方が良かったんじゃないの?戦略級なんだし。
とは言え、航空戦が単純化された事で労力が減った部分は大きいと思う。攻勢時にも制空権が有利に働く等があるため航空機開発は重要さを増したのでは無いだろうか。

インターフェイスは単純化しようとしてデータが見えない部分が大幅に増えた。カーソルを合わせると詳細が見える事もあるが、情報パネルはあまり役に立たず、必要な情報は手作業で探す羽目になる。

でまぁ3以降何故か消そうとしているのがフレーバーだ。2は「これは第二次世界大戦なんですよ」と激しい主張をしたゲームだったが、4は本当に極力そういうのを排除している。申し訳程度に武器や本当にごくわずかな人物のみポートレート化されているが、バルト三国に至っては首脳が「全員同じ顔」だ。信長の野望全国版みたいだ。

研究に至っては相当単純化されて見る影も無い。選択の余地がほとんどなく、必要なのを順番に淡々と処理していくだけだ。妙に細かい所(飛行機や車両が1台単位)が増えたのと同時に異常に単純化された部分の乖離が目立つ。結局細かい所もプレイヤーがやらなければならないのでゲームとしての手間は個人的には2より上だ。なぜなら自動化された部分も結局面倒を見てやらなければならないし、当然細かい部分も目を配らなければならない。

パラドックスの近年のデザインは全部こうなってきているのが、見守る時間がどんどん減っているという事だと思う。絶えず「確認」「確認」「決断」「確認」だ。どうしようも無く見守る時間が私に取ってパラドックスの良さだった。正直言ってつまらないRTS化(全部のユニットで細かく指示して…みたいな)が激しい。

まぁこれでフレーバーがあればプレイヤーは勝手に楽しめる部分もあるのだろうが、政治的な部分を避けたいのか、そういう要望が多いのか知らないがフレーバーは激減だ。地図も作戦地図みたいのが、詰まらない学習アプリのみたいになったし、ポートレートは正直描いた人が下手なのか誰が誰だかよくわからない。「肖像権の問題があるから特徴は極力消しました」なのか?マンシュタインもグーデリアンも初めて見たとき誰かわからなかったぞ。
グーデリアン、マンシュタイン、ロンメル
これらはマシな方で他の国だと知人の学校の卒業アルバム状態だ

「単純にしたいけど、出来なかったから全部手動でやってね」という印象が強い。もちろん3よりは相当マシだ。3は「このロボットは上手くいけば階段も登れます…満足には歩けませんが」だったから。

現在、DarkestHour+Iron Crossが私に取ってのHoIベストだが、これが変わる事はなさそうだ。…Iron Crossは再販売する気無いのかね?私はあの技術ツリー感動したよ。問題が全く無い訳ではないが、素晴らしいデザインだ。

2016年11月5日土曜日

Persona5 一周目クリア

二周目やるのかと言うと、またチュートリアル10時間やんのか…と思うと余り乗り気にならない。コミュ(Social Link)は埋まっていないのが幾つかあるのだが、更に30時間以上必要そうなので増々腰が重くなる。

一周目クリアは68時間。前半はデータが飛んでやり直しだったので、結構飛ばしたが、私はアニメーションシーン全部飛ばしていて(飛ばせる物は)、会話シーンもスキップしてたので普通に遊んだら100時間ぐらいかかるのでは無いだろうか。


音楽は最初ゲームの印象が余りに悪かったのでちゃんと聞いて居なかったのだが、改めて聞くと良い曲もある(同時に印象に残らない曲もある)全体的に大人しめで派手では無いので正直少々物足りない。
以下、文句が相当多いと思う。




ゲームとしては中盤から後半にかけては面白く仕上がっている。退屈極まりない前半、溜息の増える終盤を除けば買って損の無い物だと思う。
前半を半分ぐらいに圧縮して置けばもっと良くなるのではないの?スーパーヒーロー映画で良く言われる「もう誕生秘話はみんな知ってるから1時間も掛けてやんなよ…」がこのゲームでは10時間掛かる長ぇよ
ゲームが面白くなるにつれて、本編が足を引っ張りだす。もう最後の方になると「いや、本編はもういいよ…」という気分になる。

隠れて奇襲するアクションはチュートリアルでアンロックされない限り使えない。いや、これぐらいは最初から使えたっていいだろ?

本編はダイレクトに安い。最終値は0.25銭ぐらい。最初から「うん、安いね」という話がもう世界恐慌並みに急降下。ジュブナイルって子供っぽいって意味じゃないだろ?大衆は豚って話はもういいよ、でもアンタ等その大衆相手に商売してるんでしょ?買い手は豚だって言いたいのか?とりあえず私が遊んだ事のあるペルソナシリーズ中、文句なく一番安い。この世界には主人公の周りのセイギの人たち、悪党(公権力、マスコミ、大企業等)、残りは全部豚らしい。ここ10年遊んだゲームの中でここまで安いのは初めてだ。

メインキャラクター造形はシナリオの都合上仕方が無いのだろうが、薄っぺらい。悪い事は全部坂本に押し付けられる。坂本は名演(冗談抜きで本当に名演)で最高にイラつかせてくれる。あのこちらをカチン来させる演技は本当に熱演だ。あの熱演が無かったらここまでイラつかないんじゃないのか?でももうちょっと何とかしてやれよ扱い酷すぎるだろ。順平と完二を足して7で割ったぐらいのキャラクター。「ンあぁ~!?」(脳天から突き出るような声で)はもう、な。勘弁してくれ。

坂本の影響をまともに受けて高巻は全編通じて印象が本当に薄い…新島がメインになってしまっている。高巻は扱いとしては所謂解説役(但し解説はしない)になってしまっていて、これじゃ幾らなんでも可哀そうだ。メインキャラクターは本編以外でも他のコミュに比べてインパクトに欠ける。

喜多川は予想を遥かに超えたキャラクターでムードメーカーだった。後述するが、ずっとON状態のこの話で、このキャラクターの価値は非常に高いと思う。ただ、全編メインキャラクターは単に話に流されるシーンが多く、もったいないと思う。修学旅行とか「あれ、これ三島ルートなの?」という感じだ。主人公がスポークになっているのは構わないと思うのだが、メインキャラクター同士の関係性が薄い。坂本とモルガナとか、高巻と新島の関係性とか、もっと描いても良かったんじゃないの?特に坂本とモルガナはちゃんと描いて置かないとダメだろ…。

坂本は怪盗団に必要だと思いますか?
|            0.2%
#プレイヤー 坂本いらなくね?
本当にこんな感じじゃないのか?扱い酷いぜ…。

モルガナが悪いキャラクターとは思わないが、主人公とほぼずっと一緒に居るので幅が少ない。ずっと一緒じゃなくても良かったのでは?主人公を代弁する仕事なのはわかるが、逆に主人公が薄くなってしまったのは問題だ。「許せないだろ、な?」「そうだな」主人公は相槌担当かよ…。

3、3P、4、4Gが私の経験したペルソナなのだが、3以降のペルソナは話にONとOFFがある。本編が一段落すると自由行動という感じだったのに比べ、5は最初から最後までずっとON状態でOFFがほとんど無い。結果、せっかく色々出来る事があるのに、正直それどころじゃない(釣り堀なんて行く無い)。折角デカい舞台があるのに、大して意味が無い。これは全体の構成ミスだろう。5は本編と本編以外の嚙み合わせがとても酷く、噛み合うどころか逆回転して金属が悲鳴を上げる感じだ。結果、本編が始まると「いや、本編はもういいよ…」という訳だ。

序盤と本編を除けば面白かったです。それ以外は面白いので、序盤と本編がもっとマシになってくれると嬉しい。…まぁ最悪無くてもいいよ

2016年10月23日日曜日

Persona5 40時間経過

セーブデータが飛んだので初めっからになった。
PS3だと本体の負荷が凄いので、外部媒体にセーブを取っておいた方が良いようだ。
HDDを交換して再スタートして、2つ目のダンジョンの入口まで進んだので、40+10時間プレイした計算になる。

良い点
ボリュームがある
非常に豊かな会話シーン
ほどほどな自由度(中盤から)
悪い点
ゲーム全体の構造
興味を惹かない主要キャラクター
死ぬほど長いチュートリアル

P4だと、カレンダーが飛ぶ事が結構あったが、P5では基本的に1日単位で進むためボリュームは非常にでかい。
会話シーンは高い頭身のキャラを手間のかかった演出で動かしている。カットインは今一つ上手くいってないが、これは相当な進化だと言えると思う。キャサリンのイベントシーンぐらいの表現で延々会話シーン作るのはかなりの作業量だと思う。
中盤からは取れる行動が増え、遊び応えが出てくる。本編が無ければもっと楽しめるのに。

ゲーム全体の構造は悲惨の一言。ゲームの演出だとしても回想シーンで視点がおかしくなるのはミス以外の何物でもない。カットアップ手法のつもりなのか?これジュブナイルなんでしょ?
ゲームやってない人がここを読んでいるとは思えない(まぁそもそもここを見てる人はほとんど居ないが)のですが、説明すると、
部屋に居るAとB
A「昨日Bさんは何をしていましたか?」
B「Cさんは部屋で電話を掛けていました」※ここがこの作品の最大の問題点
A「BさんはどこからCさんを見ていたんですか?」
B「いえ、私は見てませんけど?」
A「見ていない?…ところで、Cさんって誰なんですか?」
B「知りません。会った事も無いです」
ネタバレするなってこれの事なの?確かに斬新だよ、びっくりしたもの。しかしさんざんネタバレすんなと言っておきながら、ゲーム本編では「次のターゲットはコイツ」「今仲間になったソイツはこれからこういう事をする」とこまめにネタバレが行われる…。

主要キャラクターは大体が高校2年生なんですが、中学2年の間違いじゃ?というぐらい幼い。ゲームのキャラクターとして馬鹿はアリだと思いますが、どいつもこいつも幼いってのは…。頭身が高くなった分、尚更その印象が強くなってしまう。最高に割を食っているのが坂本で「…なんなんだ、お前」というキャラクター造形になっている。なんていうか、90年代のJRPGの酷いヒロインみたいな印象。ウザい、話を引っ掻き回す、反省しない。お前本当に自分と向き合ったのかよ。とプレイヤーに思わせたかったのだろうか?
中盤から取れる行動が増えて自由度が上がる訳ですが、そこまで10時間掛かります。いくらなんでも長すぎ。つまり2周目も10時間チュートリアルやらされるって事。なんというか、アンロック要素とかで2周目はなんとかならんの?本当に10時間ぐらい本当にヒマ…。

ところで大罪がネタなんでしょうけど、本編では「無知は力(Ignorance of strength)」(1984のアレ)の正しさを語ろうとした結果、坂本はバカという貧乏くじを引かされた印象がある。にもかかわらず、でもやっぱ君要らんわ。と思わせるのは…なぁ。お陰で高巻は全く目立たない。後半遊んだら変わるんだろうか?

後、オンライン要素について立ち上げる度に聞くの止めて貰えませんか。コンフィグにバイト制限でもあるんですか?