2017年3月18日土曜日

Titanfall 2

Titanfall 2 Angry Review

全然予期していなかった面白さ。(シングルキャンペーンのみ。マルチプレイは遊んでいない)

Battlefield 1と一緒に買うと安い、というしょぼい理由で購入したTitanfall 2。一段落ついて色々遊んでいた訳だが、べらぼうに長いダウンロードを経て遊んだら…スゲー面白いじゃないですか、これ。

Titanと呼ばれるAI搭載のロボット兵器戦闘と、パイロットと呼ばれるTitan乗りによる歩兵戦闘の、2種類のゲームが合わさっているが、ゲームは更にブレンドしまくりな内容で、歩兵戦闘はCoD MW1+PoP Sands of Time+Haloで、ロボット兵器戦闘はMech物と日本のロボット物のハイブリッドな感じだ。歩兵の時はジャンプ、ダッシュ、スライディング等で非常にスピーディな戦闘を行い、ロボットの時はそれなりに重量感のある兵器を操る事になる。今回調べていてわかったのだが、Respawnは元Infinity Wardの開発者が多いのだそうだ。なるほど。

歩兵戦闘はかなりアクション寄りで、走り回って殺すのが推奨されているようだが、そうしなくても楽しめる。実際私はセミオート系の武器を中心に戦ってた。とはいえ、本来は走り回り、壁をジャンプしてスライディングしながら戦うのが推奨のようだ。…まぁ私の操作能力ではそりゃ無理っぽいわな。ただ、ショットガンで一人を撃ち殺し、もう一人をパンチするみたいのが簡単に出来るので爽快感はかなり高い。7.62ミリで4発撃っても死なないゲームがある時代にこの爽快感は貴重だと思う。ああ、あれ歴史考証正しいんでしたっけ?君が歴史を作れって事ですか?

歩兵戦闘での問題は、武器の装弾数が厳しくてあまり好きな武器を使えないという事だ。もう少し弾薬に余裕があるか、弾薬ステーションみたいのがあっても良かったんじゃないの?それと似たようなデザインの銃が多くて初めて見るとどんな武器なのかピンと来ない。とりあえず一発撃って「ああ、ショットガンなのね」とかわかる。結果的に戦闘中にぱっと拾う気にもならない。銃の名前だけじゃなくて、アイコンか何か付いていた方が良かったんじゃないのか。まぁ走り回って銃撃ちまくるゲームじゃないだけでも近年珍しいから贅沢といえば贅沢な悩みなのだろう。

ロボット兵器戦闘は武器を除けば素晴らしい。武器は…ステージを進めると一つづつアンロックされてゆくものの、「…何に使うの?これ」という武器がほとんど。アンロックしても全然ありがたくない。ゲームの内容だからしょうがないのだが、個人的には部位ダメージとかあった方が盛り上がったと感じる。…マルチプレイヤー用のゲームだからしょうがない話なんだろな。マルチではそうじゃないのだろうが、敵歩兵相手ならほとんど無敵だ。ジャンプ出来ないので、歩兵戦闘との差別化も良く出来ていると思う。敵タイタンに一斉射撃が決まったりすると「おおー!」という気分になる。

出来れば乗ったままタイタンフォールというのを経験して見たかったのだが、落ちてから乗るのがシナリオ上のルールらしい。ムービーで見た時には絶対そういうのがあると思ったが…残念だ。あと、105ミリみたいのが1門、肩とかに付けられたりとかバリエーションがもっとあると良かった。歩兵戦闘は無くてもいいからさ(苦笑)

キャンペーンが短いという評価もあるようだが、この長さでも問題無い。私の場合大体6時間程度だったが、これが20時間になってわんこそばシューターになるぐらいだったら、こっちの方がずっと良い。音楽は悪くは無かったのだが、これぞ!という曲も無かった。割りと残念だ。テーマ曲っぽいのが掛かったりしたら盛り上がったんじゃないのか。そういやCoDも曲はパッとしないのが多かったな。CoD:MWだけ奇跡的に素晴らしい部分があっただけで。

シングルが良くてもマルチの人気に比べたら売れないものなんだろう。Overwatchがあれだけ売れるのだから、もうシングルの命運はほどんと尽きたのかも知れない…いや、とっくに尽きている。私が認めたくないだけで。…いや、Far Cryとかあるか…。だから面白いシングルが遊べるだけでもこのゲーム本当に買ってよかった。

そういや、Originではいつの間にか言語設定オプションが付いたので、英語版でも遊べるようになっている。(但し近年のだけ)選ぶと47Gダウンロードとか出てビビるが、差分だけ落とすので1日待ったりしなくてもいい。日本語だとクーパーは誠実そうな感じで喋るが、英語版だとそうでもない。その辺の違いが結構面白い。

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