2014年1月1日水曜日

2013年ベスト&ワースト

ベスト&ワーストは私が単にその年遊んだゲームから選ぶ代物で発売年
等は一切考慮しない。

 2013年ベストゲーム
 アマガミ
2014年にVita版が出るものの、PS2版が出たのは2009年なのでもう4年前のゲームになるのか。アマガミのデザインで優れている点はプレイヤーのコントロールできる部分とできない部分をはっきりと解らせる事で詰めADVのような仕組みを作った事だ。当たり前だが主人公の挙動は制御不能なものの、プレイしていて同種の作品に比べて「なんじゃそりゃ」という事は極端に少ないのが特長だ。作るのが面倒であるのを示す証拠としては類似作が一切出なかったという所にあるのだろう。

2013年アクションーゲーム 
Pinball Arcade
もうゴタゴタが続いて嫌になっていたPinball Arcadeだが、無事Steamで発売され全部のテーブルを購入でき遊ぶことが出来た。Terminator 2が自宅で遊べるだけでも相当な価値だと思う。Season 3も無事始まり購入したので後は他の台を遊びながらBlack Knight 2000待ちの状態。Pinballに限らず、アーケードのゲームももうちょっとなんとかならないものかね。今売ってるような形態だと出ないゲームは絶対出ないだろうし。City Bomberとか…と思ったら出たそうだ。知らなかった。Steamでの販売が正式に開始された事で非常に手に入れやすくなっている。末永く続いてBanzai RunとかParagonとか出て欲しい。見たことしか無いので。

2013年ベストストラテジーゲーム
DarkestHour+Iron Cross
安定度が抜群に高いDarkestHourの高評価に比べるとMODであるIron Crossはあまり高い評価を受けているとは言いがたいが、大国が大国である理由、小国が小国である理由を技術ツリーではっきりと解らせてくれるのは私にとって評価がとても高い。オリジナルのシリーズでは集中開発が可能なので、小国なのに歩兵は最新式みたいな理解し難い状況が生まれたが、Iron Crossではそういう事は起こらない。ゲーム開始から開戦数年が私にとって一番面白い期間なのでIron Crossは十分それに応えてくれる作品だ。

2013年ベストアドベンチャーゲーム
Papers,Please
辛く、気の滅入るゲームというとBalance of Powerが有名だと思うがストレートに「仕事」を興味深いゲームにしたデザインは一見の価値ありだと思う。日々ルールが増えてゆくストレスの溜まる展開、重荷としての家族、こんな要素をエンターテイメントに仕上げたのは凄い。インディーズだから云々…と言うのは簡単だが、こういうゲームが出るのはそれだけゲームが浸透したからなのだと思う。ゲームが進化したからこそこういうゲームが出た訳だ。

2013年ベストロールプレイングゲーム
艦隊これくしょん
友人に言わせればゲームが当たるのは「天地人が揃った時」だそうだ。このゲームは確かに丁度良いタイミングで出て、丁度良いタイミングにヒットしたのだと思う。恐らく真似た作品も出るのかもしれないが、追随するのは難しいのでは無いだろうか。デザインはやや雑みたいな評価を受けるようだが、私からするとカッチリ作るよりも雑に作る方が難しい。ゲームはプレイヤーが遊ぶ物、なのだから雑に作ってプレイはプレイヤーが作ればいいのだ。だからこのゲームではあのデザインで正しいのだと思う。でも羅針盤は辛いね。

2013年ベストドライビングゲーム 
DiRT2
まだやってる。そろそろGames For Windows Liveもおしまいなのでセーブデータが駄目になる気がしないでも無いが、走ってリプレイを見るのは面白い。現在入手が困難になっているのが残念だが、その辺がクリアになる事を望む。このゲームのお陰で、運転席視点の無いゲームは物足りなく感じるようになってしまった。あの臨場感は素晴らしいと思う。

2013年ベストサウンドトラック
ラブプラス+
素晴らしい。曲を聞くだけで楽しい。全曲入りサウンドトラックを是非出して欲しい一本。曲はアップテンポな物が多く、バラエティに富んでいる。音源の特性なのかメロディラインは非常に聴きやすい。曲を聞けただけでも遊ぶ価値があった。

2013年ワーストゲーム
Max Payne 3
誰かが一日中噛んだガムを食わされているような不快さ。AAAのゲームが失敗するのは珍しい話では無いのだが、RAGEの様に技術的な不具合によってVaporware化するならともかく一体作り手が何を作りたかったのか(「酔っぱらいは死ね」とか?)わからない不思議な作品になった。ボソボソと先の全く気にならない話を延々聞かされる「酔っぱらいシミュレータ」という新ジャンルなのかも知れない。まぁそんな作品欲しくは無いね。

2013年最もガッカリしたゲーム
Bioshock Infinite
このゲームの問題点は「ゲームとしてあまりに面白く無い」部分に凝縮されているように思う。トロッコに乗ってマシンガンを撃つゲームで自分がトロッコを押す役だったら面白いと感じるかは難しい所だ。私が期待した部分と実際のゲーム内容に隔たりがありすぎるだけだとは思うのだが、もっと面白いゲームになれたのではないのか?最初のBioshockもゲームとしては面白く無かったが、あれより面白く無いというのは流石に問題だろう。

2013年EA賞
EA
今年も去年同様にスタジオを潰しIPを潰し、少しづつ進化するU-Playクライアントに対して「所詮プレイヤーへの迎合」と言わんばかりに80年台初頭みたいな「会社の伝統こそ正義」の象徴であるOriginを守り続ける姿勢はUbisoftやActivisionでは到達不可能なプレイヤーへの挑戦を続けるEAが今年のEA賞を連続受賞した。Worst Company in Americaは2014年も受賞するだろうから、3年連続受賞か。格の違いってヤツだな。

2014年展望
年末に(主にSteamで)大量に買ったゲームは全然プレイしていないので2014年にはその辺を…というのが希望的観測。1月にはVita版アマガミ、…その後は…なにかあったか。ああ、ペルソナ5が年末に出るらしい。ペルソナ4ゴールデンはまだ全然進んでいないので、それも2014年にはなんとかしたい。
East vs. Westは本当に出るのか。Irshappaの新作は出るのか。
Diablo3の拡張パックは多分買うのだろう。
Wasteland2を始め、Kickstarter発のゲームは期待に応える作品になるのだろうか。

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