2014年1月13日月曜日

Game Dev Tycoon


Game Dev Tycoon

Game Dev Tycoonは80年代始めのゲーム黎明期から35年間、ゲーム開発会社を運営するゲーム。
実際に流れた歴史の様に様々な(メジャーな)コンソールが登場する。名前は全部もじってある物だが、見てすぐにわかると思う。
パソコンは残念ながらPC以外にはC64しか登場しない。また、貴方の会社がどれだけ健闘しようがコンソールは新しいのが出現し、消えてゆく。但し35年以降はエンドレスになるため、新しいコンソールは登場しなくなる。

最初はガレージから始まり、オフィスと大きくなるが、雇える人数はあまり多くはならない。但し最終的には研究開発部門とハードウェア部門が登場するので大所帯にはなる。

ゲームを作るには題材(エイリアン物とか吸血鬼物とか)、ジャンル(アドベンチャー、RPG、アクションなど)を選び、開発を進め3種類の配分(ストーリー、ゲームプレイ、エンジンみたいな組み合わせを何回か決める)を選び、バグ取りをして発売。レビューで叩かれたりしながら毎週の売上が表示されてゆく。販売には寿命があり、大作タイトル程長い間市場に存在できる。その代わり、開発費はどんどん高騰してゆく。資金がショートすると自動的に借り入れが行われ、多分それを返済できないと終わる。ゲーム終了時にスコアが表示されるのだが、4000万点とか出てもそれが高いのか低いのかよくわからない。Pirates!みたいあに「貴方の海賊生活は貴方を貧乏人した」みたいな基準があったら良かったと思うが、実在の会社名(もじっても)出すとあまりに生々しいので抽象的な方がいいのかも。

社員の育成、新しいフィーチャー…例えば3DグラフィックとかAIとかを作り出すには開発ポイントが必要。ゲームを作る過程や、業務(バグ取りの請負とか)、エンジンの開発等で開発ポイントを得られるが研究開発部門が出来るまで潤沢になるとは言えず必要最低限のフィーチャー開発になりやすい。プレイヤーは何が起こったのかは知ってる訳で不必要なフィーチャーは開発するメリット(例えばFMV

現在のバージョンでは題材選びにあまり自由が無くSSI
ゴッコとかは出来ないのが残念。人狼物なんてそんなメジャーな題材では無いような…。(2月16日追記:題材の登場順番は開始時ランダム)
影響を受けたゲームはGame Dev Story(Kairosoft。日本でのタイトルはゲーム発展国++か?)という携帯電話のゲームなのだそうだ。

ゲーム制作を題材にしたゲームは意外と少なく、ソフトでハードな物語、及びその続編(共にアミューズメントセンター)、ザ・ゲームメーカー 売れ売れ100万本げっとだぜ!

他にもあるのだろうが、後はらくえん ~あいかわらずなぼく。の場合~(DMM.R18)ぐらいしか思い付かない。こう並べるとどれも生々しい代物が多いな。

ただ、こう並べて見ると開発そのものに主軸を置いたGame Dev Tycoon(Game Dev Storyは未見なのでどういうゲームかわからないのだが)は遊んでいて気の滅入る要素が少ないのが特長だ。中盤の開発費高騰を乗り切れれば破綻する事はほとんど無いだろう。その辺が不満な人も居るかもしれない。

一部解りづらい表現(スタッフの割り当て効率とか)があるものの、インターフェイスは簡素で良く出来ていると思う。変にアイコンにする事無くストレートに文字列にしてあるのは理解しやすいでは無いだろうか。

ソフトはSteamから$10で購入可能MOD(公式MODリスト)にも対応しているそうだが、私はまだ1周しか遊んでいないのでその辺は不明。

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