2012年12月6日木曜日

RAGE

Gametrailers.comによるレビュー
Steamの安売りで$5で購入した。
内容は
  • 安っぽいテクスチャ
  • 安っぽい射撃感
  • 安っぽい音楽
  • 安っぽい世界観
  • 安っぽいゲームプレイ
という感じで評判の悪さが納得できる出来だ。
昔、マッドマックス2が大ヒットしたときに大量に偽者が出たが、その内の一本を思い出した。
The New Barbarian(1983)
作り手が何を作りたかったのかさっぱりわからず、とても2011年発売のゲームとは思えない。
メガテクスチャという技術が売りらしいのだが、ゲームが始まってガレージで壁にボケボケの模様が映って、それが沢山のナンバープレートだとわかった時に驚いた。
ノーマルマッピングすらしていない書き割りみたいな代物で、何が書かれているのかよくわからない。2007年なら凄い作品だったのかも知れないが、今見ると低予算ゲームのような印象を受ける。

開発に時間が掛かり過ぎて陳腐化するのはよくある話だが、販売権を売ったEAの判断が正しかったのかも知れない。とはいえ、EAから発売されていたらパッチすら出なかった可能性が高いのでidにとってはBethesdaから発売された方が良かったのだろう。idにとってはBethesdaと提携する事で技術部門のような存在になるのだろうか。RAGEを見ているとその方がidにとっては幸せという気がする。

遠景は綺麗なのかも知れないが、ミッションは基本的に室内が多く(前半の話。後半は知らない)薄暗い室内の中で2種類の敵と戦う。ジャンプしながら突っ込んでくる奴と、適当に隠れながらその場所で撃ってくる奴。パーツでバリエーションをつける事も無く、同じ敵がずーっと出てくるのはストロングスタイルにも程があると思う。ひょっとしたら何か違うのかも知れないが、同じ声で同じ動きで何か違っても違いを感じる事はないだろう。

Borderlands - fun = RAGEというユーザ投稿を見たが、確かにそれも頷ける内容だ。$5なら?という気もするが、それならレンタル屋でマッドマックス2を借りた方が良さそうだ。
Mad Max 2(1981)

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