2016年2月6日土曜日

ぼくたちのギャルゲークロニクル


完全にカタログ。
「900超タイトルから240タイトルを厳選して~」だそうだが、アマガミは載っていない。何故?
巻末にギャルゲー完全カタログとあるが、ヒロインドリームも載っていないし、PCエンジンからスタートになっている。(ファミリーソフト系のゲームが全く載っていないのは意図的なのか?)ワルキューレの冒険、マドゥーラの翼とかは違うのか?まぁその辺は監修者はタイムギャルがギャルゲーの起こり、という認識だからなのか。何はともあれ、「完全」は言い過ぎ。Wikipediaであれば「独自研究」と付けられるレベルだ。

ほとんどのページがカラーで画面写真が豊富ではあるので、ほとんどがビジュアルシーンだが、一部UIも載っているので全く知らない作品がどんなUIか知る事ができる。なのでUIが見たかったら価値は十分にあると思う。知らない昔のギャルゲーに興味のある人(そんな人がいるのか…)には画面写真付きで240本も載っているカタログなので価値は十分にある。特定のゲームに思い入れがある人にはまったくもって物足りない以外の何物でもないので全くオススメできない。

ギャルゲー歴の長い人には「ひょっとして俺の知らないギャルゲーがあるかも…」と期待を抱く人もいるかも知れないが、そんなソフトは一本も載っていませんので期待は外れると思う。

結婚~Marriage~の記事の記述だけ見ると、PS版はSS版から卒業Mのキャラクターが消えただけ、にしか見えないが実際にはSS版(から卒業Mのキャラクターを抜いた)のパワーアップ版だ。SS版はシナリオらしいシナリオは無いが、PS版は完全なシナリオ型のゲームになっている。「結婚資金を~」の記述もあるが、シナリオがほとんど存在しないため、下手すると速攻で終わって結婚資金が無いのに比べ、PS版では金の使いみちがステータスアップしかないので、エンディングまで到達できる状態なら、よほどの事がない限り金には困らない。(そもそも資金でエンディングの文章が少し違うぐらいしか差が無い)

ファイアーウーマン纏組のイベントグラフィックは本当に厳選された物を選んでいる。本編で表示されるイベント画像は8ビットのマシンでスキャンしたような強烈な画像だ。触れられていないのが残念だが、ドット絵は凄い丁寧に描かれているのと、ゲームとしてもかなり面白い。
100種類ぐらいある技(部活とかで手に入る)組み合わせて使用するが、技の速度、威力以外にも無敵判定とかあるので組み合わせは膨大だ。ちなみに主人公のライバルが八極拳を使う。


動画の後半にもあるが、多対多(4x4)まであるので前後に使用できる技も重要になる。例えば、打開とか旋風脚とかだ。
紹介では単純と書かれているが、これが単純ならゲームの80%は単純じゃないのか?

ヒロインドリームが載っていないのは何故だ?

他にも載っていないゲームは一杯あるが、これは載せてもいいんじゃないのか?(初恋ばれんたいん、とかはしょうがないとしても)



ゲームデザインを研究しているなら、アマガミ(PS2版でも可。背景を堪能したいならVita版)ぐらいは見ておいた方が良いと思う。タイムスライス型のシステムの最後だからだ。同級生からやるのが筋かも知れないが、どんなシステムかは自分の目で確かめるのが一番だと思う。
ラブプラス(DS版のプラスがベスト。Newは不要)も…と言いたい所だが、何にしてもべらぼうに時間の掛かるゲームなので(一通り見るとなると実際の時間で1年掛かる)、難しい所。

パッケージが山積みの写真にできたてハイスクールが載っているが何故か完全リストには載っていない…。

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