2017年4月15日土曜日

ROM2064

説明の説明の説明をされるゲーム。

2064: Read Only Memories - PS4 launch trailer

2064年のネオサンフランシスコで、失踪した旧友を探すゲーム。
…まぁ、そんなに忘れるぐらいゲーム中では延々2064年の情勢が説明される。ゲームに関係あるかって?いや、別に。

ちょっと進める度に、延々何かを説明される。探索には関係ない事を。延々と。
世界が魅力的?…まぁ魅力的なのかも知れないが、初めて行った旅行先で誰だか知らないヤツが横にぴったり付いて延々「この建物は1960年代に建てられた…」とかやられたらうんざりするだろう。このゲームはそういう体験が出来るゲームだ。

そう感じるにはともかくセンテンスが妙に長く、一度に普通のAdvゲームなら40クリックぐらいの分量をぶつけてくるからだ。ゲームに「全く」関係無い訳じゃないのだろうが、私の知りもしない事象の一端だけ延々説明されても興味を持ちようが無い。ともかくちょっと進めて説明が始まると「…悪い、話し終わったら教えてくれ、セーブして止めるから」この繰り返しだ。

なんか製作者はスナッチャーの名前を挙げていたが、これはニューロマンサーだろ?

Neuromancer gameplay (PC Game, 1988)

で、これだけ説明がされるゲームなんだから、旧友についての情報も…というと全然無い。主人公が旧友を探すモチベーションが見当たらない事だ。何が凄いってただ「頼まれただけ」で始まる。因みに主人公は食うに困ってる状態だ。それについての説明は無いのかよ?

プレイヤーがこのゲームを遊ぶモチベーションはどこから来るのだろう?正直、調べる情報が無ければとっくに止めてる。多分、この調子だとその情報が手に入ったら止めるだろう。世界観は重要だ。そんなものは関係ないって人もいるが、私には絶対的に必要な物だ。私がパズルゲームが嫌いなのはパズル要素は世界観を構成する一部ではあっても、世界観を構成する事は無いからだ。このゲームではパズルゲームのパズルの替わりに、主義主張の説明の説明が詰まってる。それこそ世界観をブチ壊す程にだ。

NESチックなUIを使用したってのはわかるのだが、実際「見る」コマンドではほとんどが、味気ない説明文が1行でて終わりだ。ごくごく稀にアイテムを使用したりする。つまりUIはほとんど機能していない。世界観を説明したいのなら、寧ろ強化すべきはこっちだろ。サイバーパンクと謳われているが、遊ぶ前もSFっぽい世界観程度だったが、実際遊んでもサイバーパンクという感じはしない。

製作者のこのゲームへの熱意は良く分かる。でも私はその熱意の為に遊ぶのではなく、興味深い時間を過ごしたくて遊ぶのだ。主義主張を込めるのは構わない。でもゲーム内でGPL議論みたいの聞かされて楽しいとは私は思わない。特に議論のための議論みたいのは。世界観を作ったら説明したくなる、そりゃあわかるよ。でもこのゲームは延々プロローグが続くような物だ。だって説明しか無いんだから。

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