2013年9月28日土曜日

ラブプラス+

ウィッシュルーム遊びたさにNintendo DSを買ったものの、どうもその携帯機って貧乏症の私にはハードルが高く…いつも思うのだが、コントローラー部分が壊れたら高額の修理か買い替えなのかね…と思うと本体自体買うのがハードル高い。最近のは更に画面保護シートとかアダプター別売りとか素人が初めて一眼レフカメラを買うぐらいの敷居の高さだ。という訳で最後に買った携帯ハードがNintendo DSな訳だが最初に買ったのもNintendo DS(ゲームウォッチを除けば)だったりする。

前置きが長ぇよ。買った理由としては凄い安くなっていたからという貧乏臭い話だが、実際そうなのでしょうがない。


ゲーム内容としては親の仕事の都合で一人暮らしをする事になった主人公が転校先で3人の女の子と知り合い、その内一人と付き合う事になる友達パートと、付き合った後エンドレス(らしい)で日々が続く恋人パートという構成になる。ゲーム的には恋人パートがメインらしく、リソースの90%ぐらいはそちらに使っていそうだ。ちなみに3人の女の子は性格が3通りあるらしく、台詞も(割合はわからないが)違うらしい。なんというか膨大な台詞の数でデバッグを考えると本気で目眩がしそうだ。昔、なんという作品か忘れたが…RPGだったか、で一人の台本が人の背の高さぐらい、というのがあったそうだ(今はざらなのかも)このゲームだと一人分で台車一台分という感じだ。恋人パートはリアルタイムモードとスキップモードという2種類のモードがある。最初全部がリアルタイムなのかと思ってビビったが、実際にはデートとか約束以外の時間はスケジュール登録(同じ日なら遡って登録可能)が可能なため、ほぼ完全に破綻したスキップモードを遊ぶ必要が全然無い。どう破綻しているのかと言うと、発生するイベントは数分の一。成長するパラメータも数分の一。ここまで破綻しているなら入れなくても良かったのではないだろうか。

ゲームデザインとして見た場合、正直言って特に見るべき部分が無い。ゲームとしてデータを見た場合、丁寧に作られているなと感じると同時にこれはちょっとどうなんだ?という部分も多い。キススキンシップ(名前がわからなくてマニュアルで確認した)は特に意味不明で気分はムツゴロウさんだ。他にもスクリプトは「これデバッグで指摘されなかったのか?」という様な部分が多い。ただ、コンソールのデバッグはオカルトらしいので直せなかったのかもしれない。率直に言って、好みが居なかったらゲームとして遊ぶのは根本的に無理だ。いや、好みがいてもゲームになっているかというと…どちらかというとポストペットとかどこでもいっしょ(どちらも遊んだ事ないのだけど)みたいな感じなのだと思う。水槽を見ているような感じが一番近いのかも知れない。…ああ、カスタムメイト3(18禁ゲーム)がスケールが全然違うが一番近いか?

データは攻略本を見るとROM構造体って感じで半分ヤケクソで作った様なとんでもないデータ量に圧倒される。しかしこれを見ているとDLCか何かでどんどんデータ売ったら結構売れたのでは?とか思わないでも無い。任天堂のハードだとDLCは難しいのだろうか。DLCは批判される事が多いが私は嫌なら買わなければいい話だと思うので(流石にエンディングとかスタッフロールを売られたら怒ると思うが)出される分には別に構わない。ただ、Crusader Kings IIみたいな数が多すぎて把握できないのは困る。多いのは買い手が管理可能なシステムが必要なのでは無いだろうか。Xbox360とか見てると欲しいと思う以上に「面倒だなこれ」と感じるのでインターフェイスはなんとかするべきなのでは。

…脱線したので戻る。
このゲームで素晴らしい部分は音楽だ。音楽は本当に素晴らしい。覚えやすいメロディとテンポの良さで初めて聞く曲は手が止まる。何曲あるのかわからないが、数十曲以上あるのでは無いだろうか。エキサイティングビリヤードの曲(ライブハウスのグレイジャケッツ)、あとネバー・タフ・ガイは多分コントラか?も入っているので、ひょっとしたら他にもコナミの曲があるのかも知れないが、聞いた限りでは私の知っている曲は無かった。ゲーム中のスライドショーモードでかなりの数の曲を聞くことができるが全部では無い。じゃあCDは?というと全曲集は無い…。もう新しいのが3DSで続編?というのが出ているのでNintendo DS版の全曲集が出る事は無いのだろう。残念だ。


ゲームで主人公の情報を入力する時に掛かる曲。
Dites un nom。フランス語らしい。Google翻訳によると、Say a nameだそうだ。

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